ホビーメーカーの壽屋(コトブキヤ)が2021年11月29日、現在放送中の人気アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」のキャラ「ロキシー・ミグルディア」のフィギュアを発売すると発表したところ、ネットがざわついた。というのも、同日放送の同アニメ20話に、ロキシーの人形が3DCGで登場していたからだ。そして発売されるフィギュアは、劇中のものを再現するのだという。20話ではその人形の仕組みが公開された。

38歳だが14歳にしか見えない設定

「無職転生」に登場するロキシーは、主人公のルーデウス・グレイラットが3歳の時に雇われた魔法の師匠。水王級魔術師で、ルーデウスが出会った時は38歳だが14歳にしか見えないという設定だ(10歳で大人になり150歳まで容姿が変わらないミグルド族。寿命は200歳ほど)。2年間魔法を習ったルーデウスが最も感謝しているのは、引き籠りの自分を外に連れ出し普通に生活できるようにしてくれたこと。ルーデウスはロキシーを師匠としてだけでなく神とも崇める。ルーデウスはもともと34歳で死亡した日本人の引き籠りのニート。そしてオタク。それが前世の記憶を持ったまま異世界に転生し、生まれ育った。魔法など様々な特殊能力を獲得して行くが、前世でのオタク趣味が劇中で遺憾なく発揮される。そんなロキシーが劇中で作ったのが、ルーデウス人形だ。

「まさに劇中仕様そのままですねw」

10月29日放送の20話では、 ルーデウスがシーローン王国の第七皇子パックス・シーローンに監禁される。そこに現れたのが第三皇子のザノバ・シーローン。ザノバによって ルーデウスが救出されるが、そのきっかけとなったのはザノバが持っていたロキシー人形だった。ルーデウスは人形の制作者は自分であることを隠すが、「ほくろ」を削ったというザノバに怒り、制作したのは自分であることを明かす。ザノバはロキシーを尊敬し師匠と仰ぎ、パックスを懲らしめる。その中でロキシー人形の「秘密」が明かされたのだ。人形は2重構造になっていて、服の部分を取ると半裸で胸の部分を手で隠したロキシーが現れる。

コトブキヤのプレスリリースによれば、劇中のロキシー人形を再現する、とし、

「衣服や左手に持つスタッフ、少し眠たそうなジト目等 細部に至るまで丁寧に再現をいたしました。劇中再現という事は…!?真相はぜひ、お手元でお確かめください!」

とある。発売は2022年5月、税込価格が1万8700円だ。ネットではロキシーフィギュアの写真検証が行われ、着脱式の痕跡があると話題になった。掲示板には、

「パンツはどうなんだよ 買うかはそこで決まンだろ」

「(アニメに)3DCG出てきた時はフィギュアの造形データ転用したのかと思ったがやっぱりwまさに劇中仕様そのままですねw」

「(アニメ)本編がフィギュアのPR販促になってるの今まで見たことなかったわ」

「もちろんほくろも再現するんだよな」

などといったコメントが出ている。

 

(リンク)

「コトブキヤ宣伝」Twitter

https://twitter.com/kotobukiyas/status/1465244396497272834

TVアニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」公式HP

https://mushokutensei.jp/