元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が慶応大学名誉教授の金子勝氏(68)に対しTwitterで2020年10月11日「クズ学者が。ボケッ!」とかました。これは東京都世田谷区のPCR検査を巡り、金子氏が「橋下徹はクズだ」とTwitterでの発言を受けてのもの。

金子氏は8月18日にも橋下氏をTwitterで「クズ」と罵っている。日本学術会議の体制や関わる学者たちの言動に批判が集まる中、日本の著名な文化人の橋下氏、金子氏も「クズ!」の応酬、まるで子供のケンカである。

自分だけPCRの橋下徹と維新の会はクズだろう

金子氏は10月11日、自身のツイッターで、世田谷区のPCR検査は区議会の圧倒的賛成で始まり、介護士と保育士に無症状の感染者が次々と見つかっているし、死亡に至る危険の高い高齢者施設では防衛戦が行われている、とし、

「反対し妨害だけの自分だけPCRの橋下徹と維新の会はクズだろう」

と批判をした。

金子氏は8月18日にもTwitterで、【「アベに優しい」橋下徹という独裁願望のクズ】と書き、

「橋下徹は世田谷区長のエッセンシャルワーカーへのPCR検査拡大に東京のテレビ局まで行って誹謗中傷の連続。なんじゃこりゃ」

と論陣を張った。

新型コロナウィルス対するPCR検査の「世田谷モデル」は、社会的検査ニーズに応えるため「誰でも、いつでも、何度でも」を提唱している。ただし検査を受け入れる病院の数の問題があり、症状が出ている人を優先させるべきだという考えから「世田谷モデル」に首を傾げる人が多く、橋下氏もその一人だ。

大学教授の一般常識は幼稚園児以下だと思ってしまう

橋下氏はそんな金子氏に対し、売り言葉に買い言葉で10月11日、

「俺が検査を受けた経緯も少しは調べろ。2週間待機後、亜急性甲状腺炎の症状が引かず検査をした。現在も治療中や。世間のクソの役にも立たないクズ学者が。ボケッ!」

とTwitterでかまし、ハイリスク者、ハイリスク地域ではPCR検査をどんどんやるべきだが、それを超えて無差別に検査をやるのは無意味だ、とした。また、日本学術会議にからめ、日本の人文系の学者の酷さが次から次へと出いて、「自分は賢い!一般国民はバカ」という認識が骨の髄まで染みている、謙虚さが微塵もない、と批判した。お互いの言っていることはそれぞれの信念に基づいてのものだろうが、「クズ!」と「バカ!」「ボケッ!」という言葉の応酬では、子供のケンカだ。

ネット上では

「名誉教授でこの言葉遣い」

「こういう人見てるとやはり大学教授の一般常識は、幼稚園児以下だと、思ってしまう」

「相手と同じレベルで返している時点で橋下さんの限界を感じる!」

といった感想が掲示板に出ている。

 

(リンク)

橋下徹公式Twitter