韓国のDJでインフルエンサーの「DJ SODA」さん(35)が8月13日に大阪で行われたライブでセクハラ被害を受けたことに関し、音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS’23」の主催者TryHard JapanとSODAさんの所属事務所Eight Bulls Corporatioが11月3日、当事者間で和解が成立し、泉南警察署に提出していた告発を取り下げたと発表。ネット上で新たな「炎上」が始まった。

ファンのセクハラ行為は許せないが、今回の事件は明らかに運営サイドのセキュリティー不足、SODAさんとの打ち合わせミス。それに一言も触れないで上から目線で「被害者ズラをしている」「加害側だろ!」というもの。

上から目線で被害者ズラ

両社は連名で、

「MUSIC CIRCUS’23で発生した性暴力事件の告発取り下げについて」

とイベントの公式X(旧Twitter)で報告。

「DJ SODAは、この事件について、被疑者3名からそれぞれ謝罪文を受け取り、被疑者らが深く反省し、悔いていることを確認したため、この謝罪を受け入れて被疑者らを許すこととし、金銭賠償を含まない形での和解を成立させました」

「この和解成立を受け、株式会社TryHard Japanは、8月21日に泉南警察署に提出していた告発を、11月1日に取り下げました。被疑者らに対して寛大な対応をいただくよう捜査機関に要望していく所存です」

とした。ネット上では告発が11月まで続いていたことに驚きの声が挙がった。というのも意図的なセクハラというより不可抗力ではないか、との分析もありSODAさんに対し「当たり屋オバサン」と批判が集中。「もう日本に来るな、出入り禁止だ!」との大きな声が出ていたからだ。そしてこの報告文、運営にも責任があるのに「上から目線で被害者ズラしている」、との感想が出て大炎上している。

「刃物を持ってる不審者なら、、、」

そもそもこの「事件」、ライブ中にSODAさんがステージを降り、観客席に近付きフェンスの階段を上り上半身を差し出すようなポーズを取った。最前列には「こっちに来てほしい」と手を差し出しているファン。その手がSODAさんの体に触れてしまうことはあり得る。SODAさんはこうした被害を受けたのは日本が初めて、と訴えた。ところが海外のイベントでも同じ様子であり、ファンに触られたり抱き締められたりキスをされたりしている。SODAさんお得意のパフォーマンスであることも分かった。それがなぜ日本では警察沙汰になるのか。興奮したファンとの接触は危険を伴うため、運営会社のセキュリティー対策はどうなっていたのか。ライブに先立ちSODAさんと打ち合わせ、注意はしなかったのか。しかもファンを一方的に「被疑者」として扱っている。自分たちの落ち度はなぜ認めないのか。ネットではライブ運営会社に対し、

「主催者は加害側だろ!笑」

「わざとフェンスの前に脚立を設置して観客が触れやすくしてるって、運営側の責任でしょ」

「主催者が想定できないわけないし、あれが刃物を持ってる不審者なら、、、」

「金銭賠償がなかったが、これで金銭賠償ものだったら、完全に当たり屋と言わざるを得ないほどお粗末すぎる運営だ」

「『運営がおかしい』というか『運営が訴えられるべき』というのが総意というか 俺もそう思う」

などといったことが掲示板に書き込まれている。

 

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MUSIC CIRCUS公式X「性暴力事件の告発取り下げについて」

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