第五回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝が日本時間22日に米フロリダ州・ローンデポ・パークで行われ、日本は3-2でアメリカを下し、14年ぶり3度目の世界一を手にした。

実は14年前の第二回大会、胴上げ投手はダルビッシュ有投手(36)。チーム選手内で唯一優勝を体現している。今大会ではチームリーダー的存在。そんなダルビッシュ投手、優勝後にInstagramを更新。侍JAPANの集合写真に「最高のチームでした!」と言葉を添えた。また報道陣に対し、3年後の第六回大会に「大谷選手に誘われた」と出場意欲を語った。

駆け上がり大谷選手と抱き合う

2009年の14年前のWBC。ダルビッシュ投手は先発を任され、大会途中から救援に回った。決勝の相手は韓国。マウンドで仁王立ちする若きリリーフエース。優勝し胴上げ投手となった。今年、アメリカを破り胴上げ投手となったのは大谷翔平選手(28)。8回を投げたダルビッシュ投手は、優勝が決まった瞬間、マウンドに駆け上がり大谷選手と抱き合った。そして、右手を天に突き上げ飛び跳ね、大きく叫び喜びを表現した。

大谷選手「(ダル投手と一緒に)出たい」

そんなダルビッシュ投手、名実共に侍ジャパンのチームリーダーだった。2月、メジャーリーガーで唯一宮崎合宿から参加。若手選手への指導とコミュニケーションを図り、チームの一体化に大きく貢献した。特に宮崎キャンプからの「自腹」の食事会。準決勝メキシコ戦へ向けた決起集会の幹事を務めたのもダルビッシ投手。選手から「ダルさんありがとうございました」とSNSでお礼を言われていて、飲食代を全額負担したと見られている。また、試合前の円陣。チームの輪の中心はダルビッシュ投手だった。年齢的にも「これが最後のWBC」という思いはあった。ところがである。記者団に対し、

「優勝してから、大谷君にまた3年後もと言われたので、それ目指して頑張ります」

と語ったのだ。記者団が大谷選手に確認すると、

「(一緒に)出たいですね」

とした。ダルビッシュ投手とまたWBCで一緒に戦うため、

「(自分が一定のレベルに居続ける)最善の努力を毎年したい」

と語っている。

 

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(リンク)

ダルビッシュ有投手Instagram「最高のチームでした!」

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