1分間の最強を決める格闘技イベント「BreakingDown」。5月21日に行われた大8回大会の日韓対抗戦最終戦、飯田将成vsパク・ウォンシクの一戦を巡り、ゲストコメンテーターを務めたタレントの明日花キララさん(34)のツイートが物議を醸している。
試合結果は3-2で飯田選手が勝利。明日花さんは22日、Twitterで「審査員の方達がオーディエンスに任せるような選択をしてしまった」と呟いた。つまり、4人のジャッジは2-2になるように調整。残りの1つの「視聴者投票」に勝敗を委ねた、ということだ。「日本人なら日本側に入れる」ため、必ず飯田選手が勝つことになる。明日花さんはパク選手が勝っていたとし、ジャッジの八百長疑惑を指摘した。
未来選手「お互いレベルが低い」
バチバチの殴り合いが心情の「BreakingDown」。パク選手は初出場のせいか、最初から動かずに待ち構える、あからさまなカウンター狙い。飯田選手はそこに入れない。「最初に手を出した方が切られる」とのアナウンスが流れた。膠着状態が続く。飯田選手がラッシュを掛けるとパク選手は逃げるように離れて行く。再延長で3ラウンド戦うことに。同大会代表の朝倉未来選手(30)は、
「あの状態でカウンターを狙ってるから、まあ前に出れないっていう時点で、お互いレベルが低い証拠」
と酷評した。判定に入り、韓国チームを率いる秋山成勲さん(47)は、
「これ、ちょっとジャッジ、物凄い難しいと思いますよ、これ」
ここでちょっと不思議な映像が映る。ジャッジの一人、格闘家のヤーマン選手(26)が隣を覗き何かを確認している。結果は4人のジャッジが2-2で割れた。最後のオーディエンス(視聴者)のジャッジは飯田選手。結果、3-2で飯田選手の勝利となった。
「フェアじゃないなと」
明日花さんは翌日の22日、こんなツイートをした。
「延長延長で次は絶対勝敗を決めなきゃいけないとき、審査員の方達がオーディエンスに任せるような選択をしてしまったのが凄く残念でした」
「フェアじゃないなと。私を含めほとんどの人はあそこは日本人なら日本側に入れる」
そして、贔屓目なしにパク選手が勝っていたとし、
「次に韓国で試合ってなった時同じことが繰り返されそうなのとビーベットはこれで大丈夫なのかな」
とした。そしてこのツイートが物議を醸す。つまり、審査員間に「談合」があった、との告発だというものだ。
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「大問題なのでもっと暴露を」
明日花さんのツイートにはこんなリプが付いた。
「『審査員の方たちがオーディエンスに任せるような選択』、と言うことは直前に打ち合わせ等があり2-2に”した”と言うことですか?」
「この書き方だと話し合って2票ずついれたって解釈される人もいて八百長疑われませんか?」
「ジャッジが2-2になるよう仕組んで客判定に委ねようという示し合わせがあったという事ですか。本当なら大問題なのでもっと暴露お願いします」
またこんな指摘があった。
「一瞬審査員席の様子が映りましたよね。何やら話をしてたように感じました。ひょっとしたら他の審査員のジャッジを教え合ってあとはオーディエンスに・・・みたいなことをしたのかと私も感じました」
これはヤーマン選手のこと。そのヤーマン選手、明日花さんのツイートをリンクしこう呟いている。
「前にしかいかない俺からしたら赤も青もどっちも負け」
そのツイートには、
「飯田に入れてたよな。。忖度ジャッジだったんか?」
というリプが付いている。
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(リンク)
明日花キララさんTwitter「審査員の方達がオーディエンスに任せるような選択」
https://twitter.com/asukakiraran/
ヤーマン選手Twitter「赤も青もどっちも負け」