朝日新聞が2020年12月9日の朝刊紙面の広告欄に、1年前の広告を掲載してしまうというトンデモない騒動を起こしてしまった。

それは日経BP社が出版する雑誌「日経おとなのOFF」の広告で、本来の内容は来年の2021年に開かれる美術展の「予告」だったが、掲載されたのは今年2020年に開かれる美術展の「予告」だった。

 

もう年末なのに「2020年 絶対見逃せない美術館」?

 

「日経おとなのOFF」の1年前の広告は12月9日の朝日新聞の 29面(社会面)下の5段1/2に掲載された。そこには「2020年 絶対に見逃せない美術展」と表示されていて、今年の美術展の「予告」が掲載されている。12月ということもあり殆どが終了しているかコロナ禍で変更されているものだ。本来なら「日経おとなのOFF 2021年 絶対に見逃せない美術展」(税込み950円)が掲載されるはずだった。

 

この件について朝日新聞は10日の紙面で「前年の広告原稿でした。謹んでお詫び申し上げます」と謝罪。日経BP社も9日にニュースリリースを出して「広告内容が誤っていました。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

日経BPが謝罪するということは朝日新聞サイドに1年前の広告を出稿するミスと、ゲラ段階でのチェックを怠るミスをした、ということになる。朝日新聞は、1年前の広告であることの確認を怠り、チェック無しにそのまま掲載したことになる。2020年12月に出す広告なのに、朝日新聞が「2020年 絶対に見逃せない美術展」という文字を不思議に思わなかったとすれば、それは不思議な話だ。ネットでは、

「昨日この広告見て、中止になった百済観音展、またやるのかと思っちゃいました

「朝日新聞は広告で謝罪するくらいなら誤報と捏造をもっと大々的に謝罪すべきだと思う」

「朝日には広告審査部があるが、全く機能していないということ」

「日付すら間違える新聞社」

といったことが掲示板に書き込まれている。

 

(リンク)

「日経おとなのOFF」の公式Twitter

https://twitter.com/nikkei_off?lang=ja