国際政治学者の三浦瑠麗さん(42)が、夫の清志さんの投資会社「トライベイキャピタル」(東京都千代田区)が太陽光発電所建設を巡る「10億円投資詐欺トラブル」について、「まったく会社経営には関与していない、一切知り得ないこと」としていた。ところが夫の会社経営に深く関与していた証拠を「自らの口で語っていた」ことが分かった。もしこれが事実なら、逮捕される可能性が出て来た。虚偽発言だけでなく「収賄罪」にも問われる、という。

夫と共犯の可能性がある

特捜部が動く場合、確実な証拠を掴んでいるため、ほぼ100%検挙される。検挙は身柄を拘束する逮捕だけでなく、逮捕はせず捜査を行う在宅事件も含まれる。それは捜査で自分の非を認め特捜部に従った場合だ。一方、容疑を認めなかったり、否定した場合は確実に逮捕され、取り調べを受ける。三浦さんは、

「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です」

としている。ところがこれが虚偽だったとしたらどうか。夫の事業に深く関与していたと思われる「証拠」を、過去に自分の口から語っていたからだ。共犯の可能性が出た。

「うちは事業者ですから」

言論プラットフォーム「アゴラ」は1月26日、経済学者の池田信夫さん(69)の記事を配信した。池田さんは、三浦さんと共演した2018年3月放送のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」の動画をアップ。「再エネの可能性と課題」の議論の中、三浦さんは太陽光発電がいかに素晴らしいかを異様に力説した。コスト面で原発より安く済むという話題で、

「うちは事業者ですから現場を見てるので、いくらかかるのかも、何にかかるのかもわかってんですよ」

と発言した。この「うち」というのは、夫の会社「トライベイ以外に考えられない」と池田さんは書いている。また、「2020年の成長戦略会議」の資料を示し、三浦さんは太陽光業界からの要求を列挙した。その中に、開発の「休眠案件」の認定執行を猶予せよと訴えた。

「少なくとも利益相反は明らか」

建設コストが年々下がっていくため、工事開始を延ばせば延ばすほど「トライベイキャピタル」のような投資会社が大儲けをする。今回の事件がまさにそれで、いつまで経っても建設が始まらないことで訴訟が起きた。国は「改正FIT法施行」を使いこうした不正を防ごうとする中、三浦さんは執行を猶予せよ、と訴えたのだ。池田さんは、

「失効物件を抱えたトライベイに対する利益誘導ではないのか。有識者会議の委員はみなし公務員なので、これは(夫からの資金供与による)収賄罪に問われる可能性もある。少なくとも、有識者会議の委員としての利益相反は明らかだ」

とした。そして、昨年4月に発売された脳科学者の中野信子さん(48)との不倫をテーマにした対談本「不倫と正義」(新潮社刊)が掘り起こされた。

会社の株を半々で持ち合っている

その本の中に、三浦さんのこんな告白が出て来る。

「まあ、私たち夫婦は合理的といえば非常に合理的に見えると思いますけれど。お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っているし、それは財産分与なんかより確実ですよ」

つまり、夫の「トライベイキャピタル」の株を半分持っている大株主。当然ながら経営内容も知っているし口を出している、ということになる。三浦さん夫婦の会社はビルのほぼワンフロアを共有し、お互いの会社の行き来が自由になっている。こうした事が事実であれば、瑠璃さんの「まったく関与していない、一切知り得ない」というのは大嘘。「捜査に全面的に協力する」とはいうが、容疑を認めない、関与を否定した場合は逮捕という流れが出来上がっており、さらに、虚偽の発信をしたことで一発逮捕、ということもあり得る。共犯ならば言わずもがなだ。

 

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(リンク)

アゴラ「三浦瑠麗氏は成長戦略会議に「事業者」として要望を出していた」(池田信夫著)

https://agora-web.jp/archives/230126024223.html

新潮社「不倫と正義」

https://www.shinchosha.co.jp/book/610949/preview/