2022年7月19日未明に出た「【フィギュア】羽生結弦引退」。フライング報道とされたが、羽生選手は19日午後5時から行われた記者会見で否定した。「これからはプロのアスリートとして戦い抜く」という。大会から離れることに「寂しさはない」。それは、五輪2連覇など「取れるものは取れたから」。実は、平昌オリンピック(2018年)後にプロに転向するつもりだったのだという。

いろんな場所でプロの自分が見せられる

19日未明から朝方にかけ「羽生結弦引退 伝説残しプロ転向、アイスショー創設の夢も19日会見で決意表明」(日刊スポーツ)、「羽生結弦、第一線退く意向 五輪含む競技会出場せず」(共同通信)といった報道が相次ぎ、いつかは引退する時が来ると覚悟していたファン達は「ゆづの口から直接聞きたかった」と悲鳴を上げた。ただし、午後5時から開かれた記者会見での羽生選手は「決意と希望に満ち溢れたもの。これからも期待して欲しい」と「引退」を否定した。

「試合という限られた場所ではなく、いろんな場所で(プロの)自分が見せられる」

4回転アクセルに挑み披露をしたい

オリンピックなど競技大会に出場することはないが「寂しさはない」。それはアマチュアとして「取れるものは取れたから」。実は平昌オリンピック(2018年)後にプロに転向するつもりだった。というのも16歳、17歳頃のインタビューでオリンピック2連覇したらどうするのかを聞かれ、「それがスタートです」と答えていた。プロになることを意識していて、2連覇すればアマチュア時代に欲しいものはもうない、と思っていた。今年の北京オリンピックに出場したのは、4回転アクセルを成功させたいとの欲が出たから。4回転アクセルは世界初認定されたものの転倒。プロになっても4回転アクセルに挑み続け、ファンの前で披露したい、とした。

「これからはプロのアスリートとして、そしてスポーツであるフィギュアスケートを大切にしながら、加えて羽生結弦の理想を追い求めながら頑張っていきます。これからも戦い抜く姿を応援してください」

 

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(リンク)

ANN/テレ朝「羽生結弦選手『決意表明の記者会見』(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=Vf9DUT8bEfI

日刊スポーツ【フィギュア】羽生結弦引退 伝説残しプロ転向、アイスショー創設の夢も 19日会見で決意表明

https://www.nikkansports.com/sports

/news/202207180001379.html