ハウス食品グループが2020年12月4日に発表した第2四半期決算(2020年4月1日~9月30日)が話題になっている。連結売上高は前年同期比3.1%減収の1401億円、同営業利益は前年同期比8.4%増益の99億円とコロナ禍の中まずまずの業績を上げた。一方で、健康食品事業のある商品の売り上げが30%もダウンした。それは健康食品事業の収益の柱となる「ウコンの力」だった。

 

飲み会の前に買ってくれて配ってもらいました

 

同社は発表の中で、

「コロナ禍における消費行動の変化が各事業にプラス・マイナス両面で、大きな影響を及ぼしました」

と説明した。国内の業績で顕著な伸びを見せたのは香辛・調味加工食品事業で、売り上げは同3.8%増、営業利益は34.8%増だった。これは家庭内で食事をする需要が増加したことによるもので、カレーやスパイスなどの幅広い製品群が販売を伸長させた。一方で、健康食品事業の売り上げは同28.8%減の107億円、営業利益は同5.5億円ダウンの6000万円となった。理由は、家庭内で食事をする需要が増加したのと真逆の事態なのだ。

「収益の柱である『ウコンの力』が、外飲み需要の急減から大幅減収」

こうした「ウコンの力」の業績発表についてツイッターでは、

「必須です、最近は家でしか飲まないので出番ないですが」

「うちもそうでした。飲み会の前に買って配ってくれるの。もうずっと飲んでなかった」

「会場に向かうコンビニとかでとりあえず(気持ちの問題で)買って飲みますね。習慣」

などといったリプライが出ている。

 

(リンク)

ハウス食品「ウコンの力」公式ブランドサイト

https://ukon.house-wf.co.jp/