ウクライナ陸軍の公式YouTubeチャンネルで、ロシア軍のドローンを分解する映像が公開されているとネットで話題になっている。この動画の趣旨はドローンから「ペットボトル」が出てきた、との紹介だったが、日本人にとって別の驚きが広がった。それはドローンに搭載されていた監視・偵察用カメラ。「Canon」のロゴが付いていた。
Amazonでは4万9500円で販売されている
この動画は2022年4月11日に公開されたもの。タイトルは「ロシアのUAV『Orlan』のスペアパーツの中にーペットボトル」(Серед запчастин російського БПЛА «Орлан» — пластикова пляшка)となっていた。動画は最後の方でそのペットボトルが映るが、ウクライナ兵士は動画冒頭からカメラのようなものを手にし、ドローンの構造を解説している。カメラを大写しにすると「Canon」のロゴが出て来る。ネットでは、
「流石にこれは予想外の使われ方だわ」
「うわあキヤノン最低だな」
「これにはユニクロも苦笑い」
などと話題になった。
このカメラは2015年に発売されたCanonのデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X8i」。Amazonでは現在中古で4万9500円で販売されている。ロシア軍はドローンの監視・偵察用カメラに中古の「Canon」カメラを使用していることが分かった。
(リンク)
キヤノンの中古カメラが登場するウクライナ陸軍のYouTubeチャンネル「Армія Inform」