ネットニュース「週刊女性prime」が「勉強不足のバカライター」と書いた記事が批判を浴びている。「週刊女性prime」の記者こそが「バカライター」であり「大ブーメラン」ではないのか?というのだ。

2021年6月20日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で取り上げられたネットニュース「J-CASTニュース」のコラム。元巨人軍選手の上原浩治さん(46)の容姿を「好意を持っていなかった」と書き、上原さんが不快感を示したため、これまで10年以上続いた同コラムを全削除、謝罪した問題だ。

20日放送の「ワイドナショー」での松本人志発言

「週刊女性prime」が6月20日に配信したのは「松本人志に上原浩治、彼らが激怒した“全面降伏”の『勉強不足のバカライター』」という記事。同日放送の「ワイドナショー」がネタ元になっている。ちなみに「勉強不足のバカライター」というのは15日に松本さんが自身のTwitterで呟いたもの。視聴率には「世帯視聴率」と「個人視聴率」がある。ところがネットニュースは「世帯視聴率」で放送番組を評価している。実際に重要なのは「個人視聴率」、というのが松本さんの主張だ。同記事の前半部分はこれを説明し、後半部分も「ワイドナショー」で紹介された「J-CASTニュース」のコラムに触れている。筆者が、

「現役の時、筆者は彼の顔が苦手で、あまり好意を持っていなかった」

と、上原さんの容姿について書いたことに、上原さんが不快感を示し、

「表立って書くことではないと思うんです」

「報道の自由にも程があります」

と発言。ジェイ・キャストは謝罪し、「テレビ見朱蘭」という10年以上続いて来たコラムを全削除した。

「J-CASTは全面降伏で、コラムの休載も発表した」

これについて「週刊女性prime」は、

「J-CASTは全面降伏で、コラムの休載も発表した。『100%、悪いのは媒体側。筆者もダメなら、それをチェックする編集体制もダメ』」

「筆者はベテランの放送コラムニストです。高齢者でも、きちんと自分の考えを修正したり、バージョンアップできる人もいますが、彼はそれができなかった」

と専門家のコメントを紹介。

「視聴率のうわべにだけ今も着眼して記事を書いたライター、人の見た目を平気で揶揄したライター。原稿を執筆することに対する、心配りの足りなさを露呈したために炎上物件になってしまった」

と結論付けた。

これに批判の声が挙がったのだ。

「適当にネットニュース見てでっち上げた駄文」

Yahoo!ニュースのコメント欄(ヤフコメ)にはこんなことが書きこまれた。

「上原の話と松本の話は全く別物だと思うが。前者はライターの主観による誹謗中傷だが、後者は客観的な数字の取捨選択の問題。一緒くたにして記事を書く人も十分『勉強不足のバカライター』だと思う…」

「記事の中でなぜか問題記事書いたばあさんが男ってことになってる。この記事書いてるのもまぎれもなくバカライター」

「まず麻生千晶が男か女かぐらい確認したら?しかも全面降伏したって言うけど 全面降伏したのは編集部であって 麻生千晶は一言も謝ってないよね もう前提から間違ってるし いかにも適当にネットニュース見てでっち上げた駄文」

「書きゃいいってもんでもないでしょ。こういうライターこそバカライターなのかも︎」

「よくこんなこと書けたなwろくに調べもせず嘘を平気で書くライターのお前も(バカライターに)追加しとけ」

一番の問題は、この記事が出る前に配信された他社の記事を参考にし、組み合わせただけ。リジナリティーが欠如していてしかも無理やり「バカライター」で纏めようとしている、ということにあるようだ。

(続きはNNJニュースのTwitterで。夜までにはアップします)

 

(リンク)

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「週刊女性prime」(ヤフコメ付きのYahoo!ニュース版)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e5678cca

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