歌手のGACKTさんと、ホストで実業家のROLANDさんが2020年12月16日に立ち上げたばかりのファッションブランド「G&R」。同プロジェクトリーダーとして一任されたのは実業家の門りょうさん。そのドレスのデザインがパクリ(模倣)だったとして2020年12月21日に同ブランドの運営販売を行っているファッション通販サイト大手の株式会社dazzyが謝罪し、販売中止と商品の回収を発表した。
ところが、GACKTさん、ROLANDさん、門さんは同ブランドの責任者にも関わらず、この「事件」を「なーんにも知らんかった」と他人事のように扱ったため、「無責任すぎる!」と激しいバッシングが起こっている。
「有名人無駄遣いしてビジネスなめすぎ」?
dazzyの発表によれば、責任者の3人から商品、コンセプト、デザインの方向性のオーダーが同社のデザインチームにあり、ドレス担当のデザイナーが考案に行き詰まった結果、既存商品とほぼ同一と思われるデザインを提案し、酷似商品が出来あがってしまった、という。この3人には多大な迷惑をかけてしまい、事務所を通じて謝罪している、とも書いている。
ではこの3人はこの「事件」をどう考えているのか。
ROLANDさんは、20日午後6時15分にツイッターで、「G&R」との「契約を解除した」と発表し、
「仕事を引き受け問題の商品をPRした以上多大なる責任があると感じており深く反省しております」
とした。これをネットでは「逃げた」と受け止められた。
門さんは自身のInstagramストーリーズで、
「G&Rドレス、デザインが丸パクリやったらしい。やってることヤバすぎて引くねんけど」
とまるで他人事。さらに、
「おれのポイントは、キャバっぽくないドレスがいいと伝えてこんな感じで出来ましたってデザイナーさんからサンプル写真来て順位つけてって言われて、なーんにも知らんかった」
「有名人無駄遣いしてビジネスなめすぎ」
とした。
「女性を『一流』にするためのブランド』って笑えるなwww
GACKTさんは自身のYouTubeチャンネル「がくちゃん GACKT official YouTube」で「G&R」ビジネスの経緯を説明した。2年前からROLANDさんと打ち合わせしていたところdazzyの社長から「是非うちにやらせてほしい」と頼まれた。その間にdazzyは急成長。GACKTさんは「調子に乗るな!」「足元すくわれるぞ!」ときつくアドバイスをしてきたのに、こんなことになってしまった。自分はプロジェクトの顔であり、知らなかったとはいえデザインをパクったドレスをチェックし、採用し、製品化に至ったことで、責任は自分にもある。
「dazzy社は迷惑をかけた人にどう誠実に向き合って行くか、僕自身、最後まで見届けようと、そう思っています」
と語った。
こうした責任者の3人に対し、ネットでは「無責任だ!」との怒りが爆発している。
「ディレクターだの責任者だの言うなら、他社とデザインが被っていないか少しはチェックするものだと思うけど…」
「責任も取らずに逃げ出したローランドと言いこんな金儲けしか考えていない連中が『女性を「一流」にするためのブランド』って笑えるな」
「りょうちゃんの記者会見での発言と謝罪のストーリーが真逆で困惑しています。言い訳タラタラ被害者意識で、しかも謝罪の時くらいは『おれ』って言うの止めて欲しい」
「こだわって苦労したって言ってたのに蓋開けたらなんのこだわりもなかったって」
「GACKTって自分のブランドなのに他人事だな。『足元見てきっちり仕事しないと本当に足元すくわれるぞ』その言葉そっくり返してあげるよ」
などといったことが大量に掲示板やツイッター、インスタグラムに書き込まれている。
(リンク)
G&Rの謝罪文
https://dazzystore.com/Page/gr_jp.aspx
GACKT & ROLAND氏が率いるPROJECT「G&R」発足
https://gackt.com/contents/388314
ROLANDオフィシャルTwitter
https://twitter.com/roland_0fficial?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor