DMM.comの亀山敬司会長(60)が、コンテンツ配信プラットフォーム「cakes」に掲載された記事について2021年10月11日に謝罪したところ、「問題の本質が分かっていない」「とりあえず謝罪しただけ」などと猛バッシングを受ける結果になってしまった。

記事は、高校生に18禁の商品を扱わせ、しかも、転売を推奨するような内容だから「炎上」したわけだが、亀山会長は「クリエイターらに不快な思いをさせた」と頓珍漢な謝罪をした。

高校生を指導管理する立場なのに、、、

問題となった記事は、10月5日に公開された「ぼくたち1週間で『18万1379円』稼ぎました!」。現役高校生たちが3人のチームになり、1カ月限定で商売を行うという企画。亀山会長の賞賛を得て優勝しのはコミケ(コミックマーケット)で同人誌を購入し、それを販売、「1000円の本がなんと6万円で売れた」などと報告した「コミケ代行」チーム。さらにその高校生たちは18歳未満はプレイができない同社のゲーム「艦これ」で遊んでいる、とも語った。これについてネットで「18禁の同人誌を高校生に扱わせた」「同人クリエイター作品を扱うDMM.comが転売を推奨した」などと批判が爆発。亀山会長らは高校生を指導、管理する立場なのに、犯罪的なことを賞賛した、とのバッシングも起きた。問題の記事は削除され、亀山会長は10月11日に謝罪文を出したのだが、それがなんとも的外れな内容だったため、「炎上」は益々大きくなった。亀山会長の謝罪文全文は以下の通りだ。

「不快感ではなく多くの実害を生み出した」

「この度はクリエイターの皆様、コミックマーケット準備会の方々をはじめ、多くの方に不快感を与えてしまったこと大変申し訳ありませんでした。弊社もあらゆるクリエイターの皆様の作品を取り扱わせて頂く業務を行っております。故に作品を生み出す苦労を知っておりながら、配慮に欠けた発言をしてしまったこと、心からお詫びいたします。今回の件はすべて自分の責任であり、前途ある高校生らには寛容な対応を頂ければありがたく思います。今後は軽率な言動を謹み、信頼回復に努めたいと思います。本当に反省しております。申し訳ございませんでした」

これに対し亀山会長のTwitterには、

「この『とりま謝っとくか』感」

「18歳未満への違法販売推奨、同人誌製作者への侮辱、転売奨励。 同人コンテンツDL販売の関係者として一番してはならない事をしましたよね」

「前途ある高校生の未来、と仰っていますが、それを潰す可能性のある引き金を引いた自覚はお有りなのでしょうか」

「不快感を与えた、ではなく、多くの実害を生み出していることを理解しておられないのが本当に残念です。今後、今回の事が原因となって生まれるであろう不利益全てに責任をもって対処するくらいの覚悟をもって頂きたく思います」

などといったリプが寄せられている。

 

(リンク)

DMM.comの亀山敬司会長公式Twitter

https://twitter.com/kameyama66/status

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