タレントの中川翔子さん(36)に対し、ネットの掲示板で「自殺しろ」「殺害する」と侮辱・脅迫したとして、警視庁は2021年10月7日、都内に住む20代の男を書類送検した。

この掲示板は「5ちゃんねる」であり、当の「5ちゃん」住人に激震が走ることになった。というのも「5ちゃん」は老人ホームと呼ばれるまで高齢化していて、「5ch奇跡の20代!こっちの方が驚きだわ!!」といった書き込みが大量に出る事になった。

「5ちゃん」住人は50代以上のおっさんばっか

「5ちゃんねる」の前身、「2ちゃんねる」が開設されたのは20年以上前。当時の住人はネットに親和性のある10代20代が主と言われていた。ところが10年後、住人の「高齢化」が叫ばれ出した。ネットレイティングスの2008年9月月間調査によれば、利用者は30代が28.29%、40代が30.31%、50代が10.4%で、30~50代が7割を占めたからだ。ここから益々「高齢化」が進む。投稿動画サイト「ニコニコ動画」や「YouTube」の登場、TwitterやFacebook、LINE、TikTokなどに若い層は移って行き、「2ちゃん」を老人ホームなどと揶揄する人まで出た。そのため、中川さんを侮辱・脅迫したのは20代だと分かると、当の「5ちゃん」に激震が走った。

「5ch奇跡の20代!こっちの方が驚きだわ!!」

「20代はSNSじゃないのか?ここにいるのは50代以上のおっさんばっかだぞ」

「こんなジジイばかりのスレに20代とか話あわんだろ」

「20代とか、こんな活字ばっかの掲示板、面白いんだろうか?動画とか画像ばんばん載せて、うぇーいやるツイッターや、SNSじゃ無いのか?」

という驚きの声が挙がった。そしてなぜこの20代の男性が書類送検されたのか、どうして侮辱・脅迫したのかの議論に発展する。

若い人はいい事と悪い事の判別ができない

というのも、「5ちゃん」は過去に不適切な書き込みで問題視され、逮捕者が出ている。そのため古くからの住人はネットリテラシーに長けている、という。例えば現在はあまり使われなくなったが、不適切な単語は「タヒね」「氏ね」「市ね」「頃す」「逝ってよし」などと工夫をしてきた。ところが、今回の犯人のように、リアルな表現が見受けられるようになったのだそうだ。監視が強化され、誰の書き込みか判別しやすくされているにも拘らず、匿名掲示板を信じてメチャクチャな書き込みを始める人もいる。こうした人たちは「5ちゃん」を知らない若い人なのだろう、との分析が行われた。「5ちゃん」には、

「書いていいこと、悪いことって感覚的に分かるはずだけどな 若い人はその辺が欠如してるのかもな」

「昔は平和だったよ スマホ普及で一気に荒れだした」

「最近の若いのはクローズドなグループラインでいじめとかやる 普段からやってきた癖が表に出ちゃったんだろうな」

「俺たちみたいなおっさんになっちゃだめだぞ 人生あっという間だからな」

などといったことが書き込まれている。

 

(リンク)

5ちゃんねる「『5ちゃんねる』で中川翔子さんを脅迫か 20代男を書類送検」

(パート1)

https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1633578965/

(パート2)

http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1633583086/