日々のネタやギャグを披露している男性のツイッターユーザーが、ノリでツイフェミに成りすまし、ファミリーマートのブランド「お母さん食堂」を男女差別だと発言。仲間内から「フェミニストデビューおめでとうございます」などと祝福されたものの、これを複数の有名まとめサイトが「ガチフェミ現る!」と記事にしたため、フェミニストアンチが押し寄せ当該のツイッターが「炎上」した。

 

女性の社会進出を拒むファミマに怒りしか湧きません

 

このツイ主は「ピンフスキー」さんで、フォロアーが8800人いるちょっとした人気者だ。その「ピンフスキー」さんは2020年10月30日、ファミマ店舗内の「お母さん食堂」コーナーの写真をアップしこうつぶやいた。

「ファミリーマートでお惣菜を買おうとしたのですが、お惣菜コーナーに着いた瞬間この景色が広がっていて悔しくて泣いてしまいました。食事は『お母さん』が作るものと性で役割を固定し、女性の社会進出を拒むファミリーマートには怒りしか湧きません。何も買わないで急いで出ていきました…」

彼をよく知る人たちは「フェミニストデビューおめでとうございます」と祝福をしたり、またおかしなことを書いていると笑ったり、今どきのフェミをに対する皮肉に違いないと考えていたのだが、31日から有名なまとめサイトが次々に「ガチフェミ現る!」というイメージの記事を掲載した。

 

どうでもいいことをいつまでもネチネチネチネチ

 

するとフェミアンチがTwitterに押し寄せてきて、

「悔しくて泣きながら写真撮って急いで帰る…家に帰る前に病院行った方が…」

「ほんま、どうでもいいことをいつまでもネチネチネチネチ 性に縛られてるのはどっちやねんいう話やね、これが」

「共産党の活動ご苦労様です」

「こういう事を言う人が増えてきてほんとに住みにくい世の中になってきた。メンドクサイです」

などとコメント欄に書き込まれツイッターが「炎上」した。

 

一方で「ピンフスキー」さんをよく知る人たちは、

「やらおん!、ハム速、その他まとめサイトデビューおめ!」

「むしろ現代の最前線ステルス広告感があった」

と反応。まとめサイトの記事をアップし、「死ぬほど笑いました」と書いている人もいる。知り合いなのかどうかは分からないが、札幌市にあるファミマの「富丘3条店」は、問題のツイートを自身のツイッターにアップし、

「いつもご利用、ありがとうございます」

と呟いてハートのマークを並べた。

 

どんな仕事をしているのか聞かれて「ファミマの店員」

 

当の「ピンフスキー」さんはファミマに迷惑をかけてしまったと謝罪した。「お母さん食堂になんか恨みでもあんの?」と質問されると、

「無いから今回の件は大変遺憾なんですよ、ぼくだって周囲の人に煽られてやらされただけだから悪くないし」

とし、どんな仕事をしているのかと聞かれると、

「ファミマの店員」

と返答した。これに対して、

「そう言うオチか!」

という反応があったのだが、おそらくこれもネタなのだろうと思われる。

 

こうしたネタやギャグは仲間内に留めておけばいいのだろうが、SNSは広く公開されているためそういうわけにはいかない.。時には「事件」にもなるし、罪に問われる場合もある。

「ピンフスキー」さんをよく知る人たちは、

「ニュース記事やまとめのタイトルしか読まない人も多いし、発言者のアカウントすら確かめずコロッと騙される人がこれだけいるんだから」

「ネタを分かって貰えない悲哀と言うか、意図的に炎上させられる瞬間を見させて頂きました」

「ネタじゃなくマジでキレてる人達がいるの、Twitterにはソースを読まずツイートした人間の発言を遡らず、取り敢えず叩く人間が大量にいる事の証明になった」

などといった感想が出ている。

 

(リンク)

ファミリーマート「お母さん食堂」公式HP

https://www.family.co.jp/goods/okasanshokudo.html