プロ書評家でプロインタビュアーの吉田豪さん(50)がツイッターに一冊の本の写真をアップし、「帯文を書いた記憶が一切ない謎」と呟いた。本の帯には「極められた天才的あざとい・・・正義です」と書かれていて、その下に確かに「吉田豪」の名前があった。
このあと吉田さんは「うわーこれは恥ずかしい!」と言われることになる。
コメント執筆権利を獲得したファンの「本名」です
話題の本は「SELFIE BOOK 清水あいり vol.1」。グラビアアイドル、清水あいりさんの写真集だ。清水さんは2021年1月30日に吉田さんのツイートを見つけ、こう返信した。
「こちらはクラウドファンディングの特典でたまたま『吉田豪』というお名前のファンの方が帯コメント執筆権利を獲得したのです… なのでお名前を使ったわけではないのですが、勘違いされる方もいらっしゃるのでご迷惑おかけしてしまい申し訳ありません…。」
すると「吉田豪」さん本人も登場し、
「本名でした。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」「自分の配慮が足りずご迷惑をおかけしております。ペンネームなど違う名前を使用すべきでした。
と謝罪した。
いったい何があったのか。
実はこの「SELFIE BOOK」(セルフィーブック)というのはタレント写真集をオークション形式で出版している出版レーベルの名前でもある。清水さんの写真集は最低入札額1000円からオークションにかけられ、その額の上位200人が「SELFIE BOOK 清水あいり vol.1」を手にすることができる。それに加えて「特典」があり、清水さん関連のグッズがもらえるだけでなく、清水さんから直筆の手紙が届いたり、15分の「お茶する権利」もある。そして1位だけの特典が本の帯にファン代表としてコメントが書ける「帯コメント執筆権利」だ。1位になった「吉田豪」さんはそれを獲得し本名で書いた。
「吉田光雄」はプロレスラー長州力さんの名前
なぜ本名なのか、にも理由があって、1位になれなかった上位の人たちは「帯にニックネームを掲載する権利」が与えられるため1位は本名を名乗れる。
こうした騒ぎにネット上では、
「うわーこれは恥ずかしい!」
「この人は出版元とか事務所確認しなかったのかな?」
「自分が書いてないなら、他の人が書いたとなぜ思わないんだw自意識過剰すぎるわ」
「自分に知名度があると勘違いして勝手に使われたと思ったんやろうなーくっそ恥ずかしいやつだなこれは」
などといったことが掲示板に書かれている。
ちなみにプロ書評家の「吉田豪」も本名。Twitterで吉田さんが使っているTwitterネーム「吉田光雄」は、プロレスの長州力さんの旧リングネーム(日本名)を使っている。
(リンク)
【蝶野正洋】新鮮コラボ!武藤と蝶野って長州力にタメ口なんだ⁉️【武藤敬司】(長州力YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=Db3VO6vSuIQ