新型コロナウイルスの新規感染者数はこの一カ月で半減した、とフランスの通信社AFP日本語電子版が2021年2月13日付で報じた。AFPの専用データベースで計算した。新型コロナ感染拡大が始まって以来最大の下落で、減少期間は最も長いという。
感染拡大はおおむね減退傾向にある
記事によれば21年1月5日から11日にかけて世界の1日の新規感染者数は平均74万3000人だったのに対し、現在は同41万2700人になっている。過去1か月で44.5%減少した。最も大きく減少したのはポルトガルの54%減。イスラエルは39%減だった。一方、イラクは81%増、ギリシャ29%増など、中東、ヨーロッパの一部で増加が続いている。
「世界各国の感染拡大は、おおむね減退傾向にある」
というスイス・ジュネーブ大学グローバルヘルス研究所アントワーヌ・フラオー所長の話を掲載ただし、昨年夏のヨーロッパ諸国はロックダウン解除が早過ぎたため、こうした「過去の過ち」を繰り返すと再び感染が拡大する危険性がある、とした。
(リンク)
「世界のコロナ新規感染者数、この1か月でほぼ半減」AFP統計
https://www.afpbb.com/articles/-/3331540