「ブタ」はいつから使用禁止になったのか？浜田雅功のギャグが紙面から消えた日

「何に対する忖度だ？」と話題になっているニュース記事がある。お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さん(58)がテレビ番組で、後輩の太ったお笑い芸人に対し「ブタ、ブタ、ブタ」と連呼した。番組が面白かったことからスポーツ紙がそれを記事にしたのだが、「ブタ」「豚」「ぶた」の文字は一切出て来なかった。この文字はいつから使用禁止になってしまったのだろうか。

「ブタ、ブタ、ブタは全然食べれへん」

話題になっているのは「デイリースポーツ」が2021年5月13日にネット配信した「浜田雅功『水ダウ』大興奮して女性に禁断暴言　切々と説教され『ごめん』全部放送」という、タイトルだけでは何が何だか分からない記事だ。

これは12日放送のTBS系バラエティー「水曜日のダウンタウン」で行われた大食い・早食い企画「お寿司の達人」のことを書いている。回転ずしのような装置で運ばれてくる食べ物を、3人一組になって全部食べれば成功となる。大食い自慢といっても痩せている人もいるが、出演した「ラランド」のニシダさん(26)、「駆け抜けて軽トラ」の餅田コシヒカリさん(27)は明らかに太っていて、餅田さんは番組で身長が149cm、体重が90㎏、一日6000カロリーを接種すると語っていた。2人は別々のチームで登場。浜田さんはニシダさんの応援に熱が入り「ブタ、ブタ、ブタは全然食べれへん」「ブターーー！！！」などと絶叫。餅田さんには「紫のブタがずっと、、、」とブタ呼ばわりした。

このコーナーが終わるとスタジオ内で浜田さんの「ブタ」発言が話題になり、松本人志さん(57)が、

「今みんなが避けてる言葉をね、凄いよね、マジで」

と浜田さんを批判。浜田さんは、

「いや、すいません」

と謝っていた。