活発な前線の影響で大雨が続く岡山県。土砂災害や洪水の恐れがあるため2021年8月14日、住民に避難指示が出され避難所が設置されるなか、総社市の片岡聡一市長のtweetが人々の心を温かくさせた。

「総社市は正午に昭和地区全域に避難指示を発令致します」と片岡市長が呼び掛けて間もなく、避難所へ山崎製パンの支援物資が大量に届けられた。

「早速、そっと差し入れが届きました」

片岡市長がTwitterで、

「正午に昭和地区全域に避難指示を発令致します。避難場所は昭和中学校と水内分館です」

と通達したのが8月14日11時49分。そして12時5分にこうtweetした。

「昭和地区の避難所に早速、山崎製パン様からそっと差し入れが届きました。何という会社なのでしょう。本当に感謝しかありません」

写真には大量のパンが写っていた。山崎製パンのHPには「大規模災害時の緊急食糧支援」という項目があり、

「ヤマザキは、大規模災害の発生に際して、被災地への緊急食糧の供給を行うことは、食品企業としての当社の社会的使命と考えています」

とし、販売店への納品と並行し、パンやおにぎり、飲料等の緊急食糧の供給に全力で取り組むと書いている。

片岡市長のTwitterには、

「なんか市長のツイート読んで感動して涙でた。そしてパンが食べたくなりました」

「東日本大震災の時、ヤマザキさんのパンに本当に助けられました。不安な時にお腹が満たされるとそれだけで元気づけられます。被害ができるだけ小さく済みますように」

「離婚した元旦那が、以前香川県の山崎製パンに勤めてて、阪神大震災の時は、救援物資を製造する為、3日間帰ってこなかったのを思い出しました」

「平成30年だったか、広島、岡山豪雨の時も山崎製パン様がパンを配ってましたね。本当にありがたいですよね」

「熊本震災の時も山崎製パンさんが無償で持ってきてたな 社訓としてもそうだし、当たり前だけど困ってる人に手助けを平気で出来るのがいい会社だと思います」

といったリプライが寄せられている。

 

(リンク)

片岡聡一総社市長のTwitter

https://twitter.com/souichikataoka/status/1426379547222560771

 

山崎製パン「大規模災害時の緊急食糧支援」

https://www.yamazakipan.co.jp/shakai/saigai/index.html