眞子内親王殿下(29)の結婚相手、小室圭氏(30)の母親の小室佳代さん(55)を東京地検に詐欺罪で告発したジャーナリストでYouTuberの篠原常一郎さん(61)が、2021年10月12日に自身のYouTubeチャンネルを更新。6日に提出した告発状が9日に「返却(返戻)」されていたことを明かし「不受理ではない」とした。
返却は「具体的な証拠が無い」との理由。篠原さんはこれを前向きに捉え、具体的な事実を示す陳述書の作成を行い、お二人の結婚の26日より1日でも早く告発状を再提出する考えだ。篠原さんは陳述書作成の協力を視聴者に訴えた。
たった3日で告発状が返却「具体的な証拠が無い」
篠原さんは返却した理由が掛かれた東京地検特捜部直告班の通知文を、チャンネルで読み上げた。それは以下の通り。
「貴殿から提出された告発状と題する書面一通、令和三年十月六日付け及び添付資料を拝見し検討しました。告発は刑罰法規に該当する犯罪事実を捜査機関に申告して犯人の処罰を求めるものですから、犯罪構成要件に該当する具体的な事実を具体的な証拠に基づいて特定して頂く必要があります。しかしながら前記書面では、犯罪構成要件に該当する具体的な事実が記載されておらず、具体的な証拠に基づいた記載も無く、告発事実が充分に特定されているとはいえません。また、刑事事件はまず警察が捜査を行い、その後検察庁に事件を送致し、検察庁で補充の捜査を行った上で最終的な事件処理を行うことが通常の手続きとなっていますので、犯罪地または犯人の所在地を管轄する警察署等に相談されることをご検討願います。以上の点をご検討頂くため、貴殿から提出された前記書面等は返戻いたします」(*正確に文字起こしをしていますが、コピーしたものではないため、漢字等が異なる場合があります)
「特捜部直告班の意図を汲めば『前向き』である」
篠原さんは告発状がたった3日で「返却」されたこと、そして「不受理」ではないことに首を捻った。以前に、当時N国党の立花 孝志氏(54)を告発した際には「不受理」通知が来るまで3カ月を要した。通知文を読むと、具体的な事実、具体的な証拠がない、と書いてあった。ところが、「週刊文春」や「週刊新潮」といった報道資料、独自に作成した遺族年金計算表を添付しており、内容は事実に基づき世間に周知されているもの。本来ならそうした報道で検察が動くべき案件である。さらに「ご検討」の文字が2つも出て来る。篠原さんは弁護士と話し合い、
「特捜部直告班の意図を汲めば『前向き』である。不受理もできた訳なんですから」
と結論付けた。つまり、今回の案件は様々な大きな圧力が存在する。その圧力を跳ね返して検察が動けるぐらいの具体的な事実と証拠が欲しいと要望されている、と考えたのだ。篠原さんは、
「できれば(お二人の結婚が予定されている)26日より1日も早く、再度(事実と証拠を補足し)告発しようと思っている」
とした。弁護士と相談したところ、具体的な事実を示す陳述書があればいいということだった。篠原さんは視聴者に陳述書作成の協力を呼び掛けた。小室佳代さんの犯罪事実を直接知っている人、勤務先などで直接関わった人、保険関係で担当した人などだ。篠原さんのYouTubeチャンネルにあるメールや、直接手紙の郵送などを使って連絡が欲しい、とした。連絡をくれた人には篠原さんが面談をする。陳述書作成に当たっては名前と住所が必要になるが、それは表に出ることは無いとした。そして、
「これは長い戦いですよ。まだまだ続いているという事です」
と篠原さんは語った。
(リンク)
【緊急速報ライブ】検察からの回答 KK刑事告発(古是三春_篠原常一郎YouTubeチャンネル)