元AV女優のあいださくらさん(30)が、「大抵の女の子達は自分の意思で着エロやAVの現場にいた」とTweetした。それに反発したのがあいださんの「先輩」の立場になる現在はフェミニストとして活動中の石川優実さん(35)だ。自分はグラビアも着エロも自分の意志でやってないし、もし自分が男だったらそもそもやっていないとした。
あいださんは18歳2ヶ月でAVデビュー
今回の論争は4月1日からの民法改正で成人年齢が18歳に引き下げられることが発端。これにより18歳になれば保護者の同意を得ずにAVへの出演契約が結べる。そうなると業者に騙されたり出演が強要されるなど被害が拡大する、などと23日に超党派の国会議員らが集まり、法整備などを求める集会が開かれた。「高校生AVがポピュラーになってしまう」というのだ。過去にAVに「出演させられた」当事者も参加し、世に出回ったものはなかなか消えないし取り返しのつかないこと。「一生かかっても消えない傷になる」などと述べた。
あいださんは18歳2ヶ月でAV女優デビューしている。そのあいださんが26日、
「大抵の女の子達は自分の意思で着エロやAVの現場にいた」
と説明した。それに噛み付いてきたのが石川さんで、石川さんは、
「私は自分の意思ではないし、今着エロ時代を振り返って私のように思っている人もいる。 私は男だったらグラビアも着エロもやっていない。それを完全に『自分の意思』と言っていいのか」
とした。
自分の意志と信じてたが「実は嫌だった」?
あいださんはそれに対し、
「まさか先輩だった石川さんにこのように書かれるとは。フェミニストの活動に尊敬はするのですが、自分の意思で仕事していた訳ではないのならば何故すぐに辞めなかったのだろうかと疑問に思います」
「AVデビュー作から始まりその後のAV撮影も自分の意思で撮影現場に居た。何も強要されていないし撮影自体を断ることだってできた。当時は高校生の年齢でデビューするAV女優さん少なかったが、あくまでも自分の意思で働いていたし枕営業もなければ搾取された覚えもない」
とした。石川さんの反論は26日夜までずっと続いている。あいださんの考えを知ってこれが現実だと思ってほしくない。知り合いのAV女優は「やりたくてやってる女の子なんていないよ」と呟いていた。そして、
「あと、今その人が言っている『私は自由意志です!』も当然尊重されないといけない中で、そういう人がその時は自分の意思だと信じていても のちのち社会の構造や自分自身の『実は嫌だったな』に蓋をしていたことに気がつくこともあるから、(というかそれがめちゃくちゃ多い)→」
とした。
「女は被害者!女は搾取されてる!」と被害者顔
こうしたやり取りについて、あいださんを支持する声のほうが多い。というのも、AV女優という仕事が好きでやっている人もいるだろうし、嫌々ながら生活のため、お金のためにやっている人もいるだろう。ただ、
「それなのにツイフェミさんは『女はみんな被害者!女は搾取されてる!』と被害者顔 人気のある女性を嫉妬で攻撃するから、男からも女からも嫌われる」
という考えや、
「その場に居る事=自分の意志では?と単純に思いました」
「嫌でも仕事してる人いっぱいいる。自分の仕事に満足しない人もいっぱいいる。むしろ好きなことやって生活してる人の方が少ない。脅されながらやったならもはや犯罪。仕方なしにやったのとは違う。石川さんの論点がズレてますよね」
「辞めるのも辞めずに続けるのも自身の意志でしかないです。石川さんは辞めなかった理由を何かのせいにして『辞められなかった』と他責にすることで自分を正当化してるだけ」
などの批判がある。また石川さんはAV女優をしていた過去があると、辞めたとしても「色眼鏡で見られ」次のステップが踏みにくい、ことにやがて気がつく、という主旨のツイートをしているが、それについても「自分の意志による自己責任ではないのか?」といった感想がある。
(リンク)
あいださくらさんTwitter
https://twitter.com/sakuraaida0418/with_replies
石川優実さんTwitter