漫才師の西川のりおさん(70)が弁護士の橋下徹さん(52)の正体をかなり前から見抜いていた、とネットで話題になっている。毎日新聞大阪版朝刊の2013年6月14日に掲載されたインタビューのことだ。西川さんは橋下さんについて、誰も言わないことをわざと言って注目を集める「1対99の人」とした。そしてそれを途中で放り投げ、結果的に何も残さない。ハッタリとパフォーマンスだけで中身は何もない。それを大阪人は知るべきだとした。
負けになる前にグチャグチャに壊す
西川さんの文章は、「戦争時の軍隊に『慰安婦制度』は必要だった。在日米軍の沖縄海兵隊司令官にもっと風俗業を活用して欲しいと進言した」と2013年5月13日に橋下さんが述べたことを受けてのもの。この発言で日本は大騒ぎになったが、大阪人のツボにはまり「こんなヤツ、今までおらんかったやんけ」と人気が高まった。しかし、橋下さんの狙いは注目を集めたいだけ。ハッタリでパフォーマンス。国会議員なら辞職に追い込まれる発言をする。99人が言わない内容を橋下さんは語る。なぜ橋下さんは「1対99」の方法を使うのか。それは、真っ当にやって負けたら本当の負けになるからだと西川さんは説明した。それなら先に壊してしまえと。例えばゲームで負けそうになったらグチャグチャにし勝敗を分からなくする。さらに橋下さんはいつもing(進行形)。次から次に包装紙を破ってそれを並べるだけ。だから大阪都構想も、市営交通の民営化も全部途中(ing)で終わる、と西川さんは予想した。大阪府民はもっと冷静にならなければいけない。
「よう考えたらそんなことどうでもええわ、大阪に何してくれた?」
と思われなければ、橋下さんは暫く君臨することになる、というもの。
要は炎上芸人って事じゃないかw
ネット上では西川さんが橋下さんの本質を見抜いている、勉強になった、という声が多い。一方で、市営交通は民営化したし、府知事、市長としての功績があり、それが認められたからこその維新の躍進がある、と考えている人もいる。そうしたなか、橋下さんの最近の炎上案件がある。ウクライナに対し、これ以上民間人の犠牲を増やしたくないなら「降伏すべき」発言。これも西川さんの言う「1対99」と考える人もいる。ネットでは、
「逆張りというか、根っからの破壊者なんだろうね 要は炎上芸人って事じゃないかw」
「今も以前も変化ないでしょ.その『まとも』だったと感じてしまう心理を、それをのりお師匠は言われてるのに、、、」
「イジーマイノリティこそが世論である事を見抜いていたという事。『声が大きいものの勝ち』は、彼が続けた弁護士業で嫌ってほど思い知らされた事実だったんだと思う」
「橋下の言うことには意味がまったくないです。まさにのりおの言う通り、目立ちたいだけでしょう。何かを企んでいるのでしょう」
などといったことがTwitterなどに投稿されている。