髭の隊長こと自民党の佐藤正久参議院議員(61)がネット上で「小学1年からやり直せ!」などとバカにされている。ただしそれは一部であり、「バカなのはお前ら」「ただの揚げ足取りだろ」といった反発が多い。
佐藤議員はTwitterで、東京都武蔵野市の外国人に住民投票権を認める条例案提出について、中国は15万人の武蔵野市の過半数の8万人を転居させる事も可能だとし、条例案に反対した。
「防衛大って算数教えないの?」
議論になったのは2021年11月20日のtweet。佐藤議員は、
「これはダメ。中国からすれば格好の的。やろうと思えば、15万人の武蔵野市の過半数の8万人の中国人を日本国内から転居させる事も可能。行政や議会も選挙で牛耳られる→実質的参政権、懸念拭えず 武蔵野市の住民投票条例案」
と呟いた。これにネットの一部で「防衛大って算数教えないの?」「小学生1年生からやり直したらいかがでしょう?」などと佐藤議員をバカにする声が挙がった。この人たちの計算によれば、15万人の住民に中国人8万人が加われば合計23万人になる。この場合の過半数は単純計算で11.5万人以上であり、8万人では過半数に届かない。15万人の過半数を上回るためには中国人を15万人以上転居させなければならない。こんな簡単な計算も佐藤議員はできない、というのだ。ただし、佐藤議員は間違っていない、「バカなのはお前ら」「ただの揚げ足取りだろ」という声の方が多い。
先の衆院選の投票者総数は7万6806人
佐藤議員は正しいと主張する人たちは、
「投票率を考えれば、そんなもんでは?」
と考えている。直近の選挙を例に、7月の都議選の際の武蔵野市の有権者は12万2844人、投票率は 47.62%だった。投票に行った人は5万8500人ほどの計算になる。ここに意志を持った中国人が入ってくる。もちろんそれに反対する住民が現れ投票率が上がるけれども、中国人に与する勢力もいるわけだから8万人の流入で中国側が勝利できる数字なのだろう、という予想が出た。その他には、10月31日に行われた衆院選での投票率は61.45%で、投票者総数が7万6806人だった。これが8万の根拠だとか、単純に、15万人の市の投票率を50%として7万5000人だから8万という数字を持って来ただけ、と解釈する人もいる。
「中国人が8万人も来たら元々居た日本人が出ていくだろ?だから佐藤氏の計算は間違っとらん」
という意見もある。
(リンク)
佐藤正久参議院議員Twitter
https://twitter.com/SatoMasahisa/status/1462063761729064965
武蔵野市2021年10月31日衆院選投票結果