Twitterアカウント「NHKニュース」が、大学生の就職活動を応援する特集を告知。今年もコロナ禍でオンライン面接が行われるとし、「服装は対面と同じ上下スーツ 女性はストッキングも忘れずに」と表示したところ「ストッキングフェチか?」「NHKきもちわるっ」「さすがNHKは変態が揃ってるな」などといった批判が出て、NHKはストッキングの部分を別の表現に書き換えた。
スーツ「女性はストッキングも忘れずに」
そもそもの炎上のきっかけは、これがNHKのオンライン面接のルールであり、NHKの男性面接官が提案したものと受け止められた事。実際はNHKが毎年公式HP上で行っている「大学生と作る就活応援ニュースゼミ」の講師、「国際おもてなし協会」の美土路雅子さんの考え。NHK限定のマナーとか、NHK職員が提唱しているものではないようだ。Twitterアカウント「NHKニュース」に「服装は対面と同じ上下スーツ 女性はストッキングも忘れずに」と出たのは2022年3月6日で、批判が殺到したことで7日にこう書き替えている。
「服装は対面と同じ 画面に映らない部分も整える」
「立って下がってお辞儀」と言われた
コロナ禍でリモート会議が始まった頃に話題となったのが、トップスはきちんとしているのに、ボトムはパジャマ、ジャージ姿だった、というもの。会社の公式な会議の服装ではない、上司に対して失礼だと批判が出た。これが就活の面接だったらどうなのか。どうせ見えないんだから「押しつけがましい」「セクハラだ」という感想の一方で、ストッキングを着用すべきだとの意見もそれなりにあった。というのも、面談と同じ身だしなみにすることで「気が引き締まる」し、面接官に対する礼儀は好印象として相手に伝わる可能性がある、という理屈だ。そして、万が一のアクシデントを避けることができるのだという。ネットでは、
「自分だったら念のため履くわ 立ち上がって礼をしたりするかもしれないし 手抜きで挑んで失敗したくない」
「面接の最後立ってもらって、スーツをきちんと着てない人は落とす、って言ってた人事の人がいたらしいよ。応募者が多いから、まずはそういう所で足切りするって」
「必要な場所で身なりも整えられないくらいなら、経歴やスキルを見てほしいと言われても難しいと思う」
「立って下がってお辞儀する姿勢見せてくださいってオンライン面接で言われましたよ」
などといったことが掲示板に書き込まれている。
(リンク)
NHK「ことしもオンライン?事前の準備や服装は? どうする面接」