女優の裕木奈江さん(51)の名前を久々に聞いた人が多かった。裕木さんのtweetがいきなり注目され大炎上。娯楽を嗜むには「一定以上の知性」が必要、がトレンドワード入りした。そして裕木さんは当該tweetを削除、「逃亡」した。
裕木さんといえば類い稀な演技力を持ち、トップアイドル的な存在になったものの、「女性が嫌う代名詞」として総バッシングを受け、日本の芸能界から干された。これといったスキャンダルがあったわけではない。ただ嫌われたのだ。当時SNSは無かったが、今回の炎上でなぜそうも嫌われたのか、片鱗を伺うことができる。
芸能界干されたのは内面の問題?
裕木さんは1992年のドラマ「北の国から’92巣立ち」、そして93年のドラマ「ポケベルが鳴らなくて」で大ブレークし、ドラマだけでなくCM、歌番組に引っ張りだこの存在になった。同時に女性からの激しいバッシングに見舞われる。ドラマの役柄が衝撃的だったから、という分析もあるのだが、実際のところ「ぶりっこ」「魔性の女っぽい」、さらに女優としての才能が高い、というのが女性の癇に触り、いじめられっ子のようになっていったと思われる。それは裕木さんの内面から出るものに反応した結果なのか?。
裕木さんは2022年4月17日から19日にかけ、日本経済新聞に全面広告が出た漫画「月曜日のたわわ」に関するtweetを行った。まず、過去はグレーゾーンでもよかったものを時代の流れに沿って変えなければならない。その調整が「炎上」なのかもしれない、とした。表現の自由は大切だが、お堅くあって欲しい新聞でわざわざ「月曜日のたわわ」を見せなくてもいい、とも。そして話がエスカレートしていく。
現実社会での違法はエンタメでも規制・禁止する
「言論の自由は大事だけれど、お堅くあって言論の自由言言言言言言言論の自由よね」
「私は色々と30年間経験した後に、『現実社会で違法とされている事はエンタメでも基本表現を制限・禁止するべき』と思っています」
「自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう」
などと連投。そして「一定以上の知性」がトレンドワードに入ると裕木さんのTwitterの炎上具合が激しくなって行く。多くは「一定以上の知性」は選民を示すものだからよくない。そして、現実社会をエンタメに当て嵌めて制限、規制したら娯楽作品など生まれなくなる、というものだった。
議論は議論として進めればいいのだが、裕木さんはいきなりこんなことを呟く。
「ここは私の場所、私たちは誰もが違う」
今回の炎上を、報道やまとめサイトなどが「勝手に」報告したと憤慨する。
「ここは私の場所で、私が個人的なつぶやきをしております。私たちは誰もが違う」
そして、炎上した一連のtweetを削除することを宣言。削除した後にこう言い捨てた。
「私が創作表現にごちゃごちゃ言うわけがないでしょうwww」
つまり、今まで語ってきたことはテキトーだったということか?ちゃぶ台をひっくり返して「逃亡」する形になった。裕木さんはずっと人生においてこんな生き方をしてきたのだろうか?。炎上関連のtweetは殆ど削除されたがこのtweetだけは残っている。自分が過去に激しいバッシングに見舞われたことについてだ。
「裕木奈江は事務所が力がないからいくら叩いても大丈夫、と笑われていたそうですから」
(リンク)
裕木奈江さん公式Twitter