格闘家の朝倉未来選手(29)が2022年7月10日にYouTubeチャンネルを更新。1分間の格闘技イベント「Breaking Down」はヤラセがあると「暴露」した、井原涼さん(19)を出演させた。
9日の動画は井原さんに対し「虚言壁がある」、と一方的な糾弾になった。しかし井原さんをこのまま切ってしまうのではなく、これからも応援を続け、格闘技も教え、また「Breaking Down」に出場させる、と宣言するのがこの配信。ただ、井原さんは様々な人に迷惑をかけ、混乱を招いたことで、未来選手は「嘘」を認めさせ謝罪させようと考えたようだが、失敗に終わった。
運営からヤラセを認めるような回答が?
今回の「虚言壁」最大のポイントは、中学時代の同級生「こくぶんだいき」さん(19)へのイジメだ。こくぶんさんはイジメを理由に大会に応募。オーディション参加が認められたのだが、井原さんはこれを運営が仕組んだヤラセ、とした。イジメた事実は無いし、濡れ衣を着て試合をすれば、勝っても負けてもデメリットしかない。運営の中には自分を追い落としたいと思っている人物がいる。こくぶんさんに直接話を聞いたところ「話を盛った」と証言した。運営に問い質すと、ヤラセを認めたと思われる回答があった、というもの。こくぶんさんは9日の動画で、イジメを受けたのは事実。「話を盛った」とは一言も言っていない、とした。同じオーディションに参加した「正義椅子ニキ」さん(33)も登場し、井原さんとオーディション前に会話をした際に、
「こくぶんやろ!?昔イジメていた子だから分かるよ」
と告げられたとした。
「正義椅子ニキ」さんは嘘吐きだった?
井原さんは、「正義椅子ニキ」さんの嘘だ。会話などした覚えはない、とした。そもそもオーディションに来る人の名簿があり、その中にこくぶんさんの名前は無かった。だから会場でこくぶんさんを見ても誰か分からなかった。会場でイジメの話が出た時に、
「やってんな!、と思った。ハメに来たなと」
と確信した。事前に「戦って欲しい面白い人物を用意しています」と言われていからだ。拒否できるのは知っているが、わざわざ名簿に名前を出さない意味は何なのか。周囲は戦わせようという圧で満ちていた。
イジメについては完全否定。未来選手が「俺が井原君を怪しいと思ったのは、、、」とし、運営と複数の人物名を挙げ、イジメをしたとの考察は全員一致しているからだと語った。それでも井原さんは否定。未来選手は疲れた顔になり「水かけ論じゃ、、、」と諦めムードに。井原さんが「話を盛った」(ヤラセがあった)ことを運営側が認めた、と発言したことについて、運営側に確認したところ、「誰一人そんなことは言っていない。何か証拠はあるのか?」と未来選手が言うと、井原さんは「電話で聞いたんで、、、」と証拠がないことを告げた後、こう語った。
言った言わないの話に疲れている
「昨日 (未来選手に何か証拠はあるのか?と)言われて、運営に確認したけれど、いまだに既読が付いていない」
井原さんがLINEかメールを使って、何を運営に確認したのかと言えば、
「そういうこと(話を盛った、ヤラセがあった)を、(自分に)伝えられましたよね?聞き違いですか?」
これで未来選手は「マジめんどくさい!」とキレた。今回の件で未来選手は、運営や関係者、ファンなどから板挟みになっている状態。どっちがイジメていたとかいないとか正直、興味が無い、と大きな声を上げ、
「視聴者も、言った言わないの話に疲れているんだよね。もう!」
と匙を投げた。
「みっくんに強くなったと誉められた」
今回の動画のポイントは、9日に一方的に井原さんを糾弾するような配信をしたが、引き続き井原さんを応援し、また「Breaking Down」に出場させる。井原さんの「暴露」動画は周囲にちゃんとした大人がいなかったことで起こったミス。スタッフの変更と、今後の井原さんのYouTubeチャンネルの方向性を模索するためのもの。そしてその前に、井原さんに「嘘」を認めさせ、迷惑をかけた関係者に謝罪させようと考えた。この部分が大失敗に終わった。ただし、応援を続ける思いは確固で、動画の後半は未来選手がミットを持ち、井原さんにボクシングのレッスンを行うシーンで終わっている。
井原さんは今回の未来選手との対談と、レッスンがよほど嬉しかったのだろう、「Breaking Down」第4回大会に出場した「おせーよ山田」こと山田豊二さん(31)が働く東京目黒のハンバーガー店「JOINT」で、ハンバーガーをひたすら貪るショートムービーを公開。「みっくんに強くなったと誉められた」などと、何かの重圧から解放された体中から喜びが溢れるような姿を撮影している。
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(リンク)朝倉未来YouTubeチャンネル「井原くんの今後の方向性について聞いてみた」