安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検、鑑定留置中=の自宅マンションから奈良県警が複数の小説を押収していた、と産経新聞が2022年8月6日にスクープ報道した。「小説には銃を使う場面もあった」と書き、今回の犯行と結び付ける内容だったが、「こじつけ過ぎだろ」という批判がネットで溢れた。
これまでの新聞報道は犯行と、ゲーム、アニメといったコンテンツのこじつけが多かったが、切羽詰まって小説を持って来たのか?とのため息も出た。
テレビや新聞は自宅に無かったの?
産経新聞電子版によると、捜査関係者への取材で山上容疑者が複数の小説を所持し、それを県警が押収していたことが分かった。小説の一部に銃を使用する描写があり、銃を使った犯行への執着を深めていった可能性もある、とみている、と書いている。山上容疑者は当初爆弾を作ろうとしていたが、昨年春ごろから銃の製作に切り替えたと説明している、というのが根拠だそうだ。
この記事を紹介した産経新聞のTwitterには「あほくさ」「これはさすがに無理がある」「テレビや新聞は自宅には無かったんかいな?」「だから何?って話だな」などといったリプが寄せられることとなった。
小説も刑事ドラマも規制しろ!
過去にはゲームやアニメなどのコンテンツと犯行を結び付け、ユーザーを怒らせる報道があった。
「なんか創作物のせいにしておけば誰も責任を取らなくて良いから本当に楽だよなあ?」
といった感想も寄せられたが、今回は小説である。それならば何でも犯行に結び付けられるだろう、といった意見がもっぱらだ。ネットでは、
「マジかよ小説規制しろ!」
「じゃあ刑事ドラマも刑事物の小説も全部禁止だな」
「その理屈だとドラえもんやクレヨンしんちゃんでもアウトじゃね?」
「今回は漫画が無かったから小説になったか」
「やべぇ、俺の家に魔法で戦う小説があるわ 警察に疑われないか心配だ…」
といったことが掲示板に書き込まれることになった。
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(リンク)
産経新聞「<独自>『銃』描写の小説押収、奈良県警 通読し執着深めた可能性 安倍氏銃撃」
https://www.sankei.com/article/20220806-KU
産経新聞公式Twitter
https://twitter.com/Sankei_news/status/15
55807131521077249?ref_src=twsrc%5Etfw