TBS系の情報番組「THE TIME, 」が俳優の香川照之さん(56)の降板を発表した2022年9月1日の翌日の2日、香川さんがVTR出演し再び謝罪した。
「今後、出演をしない決意をいたしました」。その理由は、「情報番組において私の生の声は、説得性が無くなった」から。ただし、俳優業は「生の声」ではなく「人が作ったセリフ」だとした。ネットでは、なぜこの2つを比べる必要があるのか。MCは降りてもテレビドラマは続ける決意表明か?といった反応が出た。
私の生の声は説得性がありません
香川さんは「THE TIME, 」(月~金曜午前5時20分)の金曜日MCだった。けじめの意味で2日、VTR出演したようだ。撮影は1日の昼だという。
香川さんは黒いスーツで登場。やつれているように見えた。安住紳一郎アナが、降板は香川さん本人と番組が話し合った上で決まったと語った。香川さんは、自分に関する報道で大変な騒ぎになってしまい申し訳ないと頭を下げた。番組降板について、情報番組のMCはあくまでも自分の生の言葉を通して情報を伝える仕事。
「今の私の生の声は説得性がありません。司会として出演するのはふさわしくない。さまざまな不信感や不快感を視聴者の皆さまに与えてしまう。今後、出演をしない決意を致しました」
と謝罪した。ところが、こんなことを語ったため首を傾げる人が出た。
俳優というのは自分の言葉ではない
「(情報番組のMCとは異なり)俳優というのは自分の言葉ではなく、与えられたセリフ、人の書いた言葉を言う職業。自分の言葉ではありません」
スキャンダルが出ても俳優としてなら与えられた役、セリフだから、これからもテレビドラマの出演は大丈夫という意味か?と捉えられてしまった。
ただし、テレビCMもドラマと共通している部分が多い。役やセリフが与えられ演技をすることになるからだ。現在香川さんは「性加害報道」により、2日までにトヨタ自動車、アリナミン製薬、東洋水産、セゾン自動車火災保険がCM放送の見合わせ、契約満了を発表した。2日はサントリーが「パーフェクトサントリービール」の新CMに香川さんの起用を取りやめた。香川さんが出演するCMは有名企業で7社。残りの2社も追随の可能性がある。
「何とか役者業は死守の方向だろw」
香川さんがカマキリ先生を務めるNHK Eテレの人気番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」「香川照之の昆虫すごいZ!」。NHKは1日に定例記者会見を開き、前田晃伸会長(77)が香川さんの報道について「あってはならないこと」と語った。つまり、俳優であってもダメなものはダメなのである。ネットでは、
「まるで俳優は続けられるみたいな言いぶりだな」
「俳優なら問題ないと言わんばかりのコメント。一言も期待や信頼を裏切ったみたいな言葉がない」
「自分の言葉で喋る情報番組には出ません。台本通りに喋るドラマの仕事には出ます。いいか、分かったな?」
「何とか役者業は死守の方向だろwまあしばらくはダメだろうが」
などといった事が掲示板に書き込まれている。
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(リンク)
「THE TIME, 」2022年9月2日放送、香川さんの謝罪部分