銀座三越のノーマスク大炎上騒動　IFAの娘が参戦　誹謗中傷者をリスト化「こっちが脅迫では？」と疑問出る

銀座三越にノーマスクで来店した女性(67)が男性係員からマスクを着用するよう注意され「脅迫を受けた」。女性は着用を拒否。銀座三越にクレームを入れTwitterにその係員の顔が分かる動画をアップしたところTwitterが大炎上した。女性はTwitterを非公開にした

そこで立ち上がったのがIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)で、女性の娘さんの前田沙織さん。「ツイートしたのは私の母ですが炎上して良かった」。母親と自分に対する「誹謗中傷者」をリストアップし、謝罪が無ければ法的措置を取る。「お金稼ぐの得意で大好き」と交戦の狼煙をあげた。

係員に対し「マスクは致しません」

銀座三越の男性係員の顔が分かる動画をアップし、事の顛末を書いたのはシニアモデルの三ヶ尻晃子さん(前田さんの説明によれば既に引退。年金生活者になっているという)。

「今日銀座三越社員に一階から三階までエスカレーターで追いかけ回され、ずーっとマスクのお願いご協力と。致しかねますと言うと商品売らないとまで言い切った。三越にクレーム入れたら社員の勝手な判断ですと。本人から謝罪の電話あったけど。これは脅迫」

これが11月27日に大炎上した。三ヶ尻さんの説明によれば、動画はその係員の了解を得て撮影。ガタイのいい係員が、3階で用事を済ませる間も睨み立っていた。「商品を売らない」と言っていたが買えた。銀座三越にクレームを入れるとノーマスクが許可されるリストバンドあるとの説明があったが、係員はその説明をしなかった。「私マスクできなくて…ごめんなさい」と言えばよかったのかもしれないが、「致しません」と言ったため係員が正義感丸出しでムキになったのではないか、とした。これが大炎上となる。

「ツイートしたのは私の母ですが」

動画を見る限り、係員は低姿勢。三ヶ尻さんから「強要なのか？」と聞かれ、「いえいえいえ、お願いでございます」。「では、お願いには応じかねます」と切り捨てている。店には店のルールがあり、その店がマスク着用としているならそれに従うべきで、嫌なら入店しなければいい。三ヶ尻さんが他店の「ノーマスク許可」バンドを持っているため、どこでも同じことをしているクレーマーではないか、との見方で燃え上がったのだ。三ヶ尻さんがTwitterを非公開にすると、立ち上がったのが前田さんだった。「wonder」の名前で、

「ツイートしたのは私の母ですが炎上して良かったです。問題提起、議論になると良いと思います。顔真っ赤にして必死になって母の過去ツイート晒してる方とかいますけど、暇ですね… 悪いけど私たち叩いても何もホコリ出ないですよ。ただの善良な『素顔』の一般人です。何か問題でも？」

と投稿した。

仮想敵「マスク信者」と捉える

今回の大炎上は三ヶ尻さんが「ノーマスク主義者」だったからではない。しかし前田さんは「炎上して良かった」と、この炎上を「反マスク運動」に利用している。そして、三ヶ尻さんをバッシングする人たちを仮想敵「マスク信者」と捉えリストアップ。知り合いの弁護士がいると訴訟をちらつかせた。銀座三越に迷惑をかけたことについても、同店がマスク着用を徹底する姿が分かり、マスク信者が押し寄せ大繁盛するだろう、と嘯いている。

「私はこのマスク社会をどうにかしたいため、子ども達をマスクから自由にさせたいため、顔も名前も職業も出してインスタで発信しています。どうか正々堂々と戦いに来てください。私が相手になります」

そして、自分たちをで誹謗中傷した人のリストアップを開始。Instagramストーリーズでは、謝罪した人の文章を転載公開している。