くの人に支持され、もっとも検索数が急上昇した人物、作品、製品に受賞される「Yahoo!検索大賞2020」(データ集計期間:1月1日~11月1日)。「鬼滅の刃」はアニメ部門賞と映画部門賞の2冠に輝き、主人公・竈門炭治郎役を演じる花江夏樹さん(29)が声優部門賞を受賞したため同作品は実質3冠の「快挙」となった。
花江さんは受賞のインタビューで「僕のことを多くの人に知ってもらえたこと嬉しい」と語ったが、花江さんが主に検索するのは同業者の「声優」だそうだ。
「ほとんど調べるのは同業の方の名前ですね」
「Yahoo!検索大賞」は「Yahoo!検索」のデータをもとに選出され、2014年からスタートした。今年は12月9日に発表があり、「鬼滅の刃」がアニメ部門賞と映画部門賞、そして主人公・竈門炭治郎役を演じる花江夏樹さん(29)が声優部門賞を受賞した。受賞者インタビュー動画に登場した花江さんはいきなり、
「俺と禰豆子の絆は、誰にも、引き裂けない!!」
と炭治郎を演じて見せた。そして、
「まだ僕のことを知らないよっ、ていう人たちにもより多く知って頂く機会が増えたのかなっていう風に思うと、凄くうれしいですね」
と受賞の喜びを語った。「検索」について問われると、基本的にエゴサーチしないし人のことも調べないけれども、
「ほとんど調べるのは同業の方の名前ですね。この方はどんな作品に出ているんだろう、とか、どこかで共演したことあるかな、とか、そういう情報を調べたりしていることが多いですね」
と語った。花江さんは声優陣についても詳しそうだ。
実は、本人だと気づいてもらいたくて仕方なかった?
また、自分が検索されていると思うと恥ずかしいけれども、新しく興味をもっていただけたのだとしたら凄く嬉しい気持ちになる、とも。もしかしたら「目立ちたがり屋」の一面があるのかもしれない。そんな花江さんは9日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」にVTR出演し、こんなエピソードを語ったこともネットで話題になっている。
プライベートでは伊達眼鏡をはずし、マスクをして全体的にも気配を消しているからファンに気付かれることは「一切ない」。劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」を映画館に見に行った時も同じだった。そうしたなか、隣席の人があるキャラのシーンで号泣したのだが、炭治郎のシーンでそれはなかった、と寂しそうに語った。これについてネットでは、
「本人だと気づいてもらいたくて仕方なかったんやろな」
「気付かれなかったんじゃなく、鬼滅ファンの民度が高いから騒がれなかっただけだぞ」
「呼吸で気づくのが真のファン」
などといった意見が掲示板に出ている。
(リンク)
花江夏樹YouTubeチャンネル「【マリオテニスACE】#2 トラウマを植え付けられた男の断末魔」
https://www.youtube.com/watch?v=TjDTTKAb-YE