ホリエモンこと堀江貴文さん(48)がひろゆき(西村博之さん、44)をTwitterで「性格悪すぎ」「人を小馬鹿にする人」などと呟き、これからは一緒に仕事はしない、と断言した。
2人はペアでのテレビ出演や週刊誌連載、共著を出していたことで「親しい間柄」と思っていた人は多かった。こうなってしまったのは2020年9月に起こったホリエモンと広島県尾道の餃子店店主のトラブル。そこに割って入ったのがひろゆきだったからだ。
人を小馬鹿にしてイジることが生き甲斐の人
ホリエモンは2021年3月4日、5日、フォロワーの質問に答えて矢継ぎ早にこんなツイートをする。
「ひろゆきを真っ当だと思ったことはあまりありません。人を小馬鹿にしてイジることが生き甲斐の人だと思ってます」
「生まれてこれまでひろゆきと親友だったことは一度もありませんよ。お仕事をしたことはありますが。いわゆるプライベート的な場所でも会うことはありませんし」
そして、ひろゆきさんと一緒に仕事するのはヤメたらいいのでは?の質問に、
「はい。やめます」
とした。
ホリエモンはいつからひろゆきにキレてしまったのか。
「例のクラファン辺りでキレました。無理になりました」「火に油を注いだ上に、さらにテレビ番組とかで騒動が終わってるのにまた蒸し返していました」「俺完全に悪者されてますやん、、、」
これは広島県尾道の餃子店店主のトラブルのことだ。
「店を潰そうとした!」と批判に晒される
ホリエモンは20年9月21日、25日に自身のFacebook、YouTubeチャンネルで餃子店主を「コロナ脳」「狂っている」と罵倒した。それは3人で入店した際に一人がマスクをしていなかったため、店員に注意を受けた。すると店主が現れ「お前、堀江か!!面倒くさいんで入店しないでくれ」と言われた、というもの。このホリエモンの「攻撃」に店主がブログで、
「字も読めず日本語もわからないのはあんただよ。しかもルール守る気もなく声を荒げたから、お客様に迷惑がかかり糠に釘レベルの無駄な説明するのも『面倒臭いんで帰ってくれって』当たり前じゃないか?」
などと応戦、防犯カメラに映ったホリエモンの写真をアップし、これ以上店に迷惑をかけるつもりなら警察にも行くし弁護士にも相談する、と謝罪を要求した。
その後、店には苦情の電話が掛かってくるようになり、奥さんが病んでしまい店の営業ができなくなってしまう。それはホリエモンが「店を特定できるようにした」ため、ということになった。ホリエモンは「店を潰そうとした!」などと激しい批判に晒されることになる。
ところが、である。9月30日に都内で行われたホリエモン主演のミュージカル「クリスマスキャロル」記者会見でホリエモンはこう語った。
ホリエモンと餃子店は和解「食べに行ってください」
「僕は行きたいんですよ、あの店。メチャクチャ美味しそうで、あの餃子を通販で買えるなら買って食いたい」
「ぜひ皆さん、食べに行ってください。食レポお願いします」
店主は10月1日のブログで、この動画を見たとし、
「今回の件は今日限りで終了させたいと思います」
とした。つまり、和解の成立である。この記者会見の動画は広く配信されるようになっていて、それを受け餃子店主が応じる、という流れを作った。「あの餃子を買いたい」「皆さんの食べて」これでこの騒動は終わったとホリエモンは思ったはずだ。そこに割り込んできたのがひろゆきであり、TBS系情報番組「グッとラック!」だった。終わったはずの餃子店店主とのトラブル。ホリエモンを悪として蒸し返し、騒動を再燃させたのだ。
(後編に続く)
(リンク)
ひろゆきTwitter「おいらは堀江さんことホリエモンは、面白いから好きですよ。」
https://twitter.com/hirox246/status/1369090338170806272
「ホリエモン」はなぜ「ひろゆき」と絶交したのか!「ひろゆきの助言が餃子店を救った」(後編)