国民民主党の原口一博衆議院議員(61)が朝日新聞の言論サイト「論座」のインタビューで語った内容がネットで話題になっている。
立憲民主党、国民民主党、野党系無所属議員の合流によって野党合同新党が結成されることになったが、主張が異なる点の多い「日本共産党」とも共闘することを聞かれると、「自民党は二階さんみたいに中国共産党とだって組んでるじゃないですか」
と言い放ったのだ。
「ほら、自民党だってやってるだろ」じゃねぇんだよ!
これは朝日新聞「論座」が2020年9月8日に配信した
「国民民主党は立憲民主党より右だとかよく言われますが、全然違います」(上)のインタビュー記事でのこと。
政治学者の木下ちがやさん(49)が原口議員に対し、
国民民主党は、共産党とも国対で連携していて、地方選挙でも一緒にやっていくことが増えていく。一般的に共産党や社民党は左派や、左翼とされ、立憲民主党はリベラルで、国民民主党は保守というイメージがあるけれども、いっしょにやっていく中でお互いに何か変化が起きたのか、と質問した。
それに対し原口議員は、
日本の保守は本当に歴史や伝統、独立の尊厳を守っているのか、アメリカのキャッシュディスペンサーのようなことをやり、アメリカに従属するのが、本当の保守なのか?と疑問を投げかけたあと、「非自民・反共産」とかいう区切りは何の意味もないし、我々も自公のいいところは学び、共産党のいいところも学ぶという流れの中で
「共産党さんとは協同していくということに踏み切ったわけです」
とした。そして、
「自民党は二階さんみたいに中国共産党とだって組んでるじゃないですか」
この発言に対し「論座」のコメント欄には、
「共産党が一番まともなことを言っている場合が多いし、社会の底辺の願いを聞いて実践していることも多い。その共産党と共同することを拒否するなどと言う姿勢がまともに物事を認識していない証拠である」
「ほら、自民党だってやってるだろ」じゃねぇんだよ、ごちゃごちゃくだらない言い訳考えてる暇があったら、1ミリでも結果出せよって話だろ」
「立憲民主も民主党も何の期待もしてませんし、右でも左でもどっちゃでも良いです。野党が政権握ると日本えらいのとなるわ」
などといったことが書かれている。
(リンク)
原口一博衆議院議員公式websight