緊急事態宣言の中、大阪では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)、東京では「コミックマーケット99」をはじめとする娯楽施設、イベントなどが営業や開催の中止、延期になる中で、東京浅草の寄席「浅草演芸ホール」がこれまで通りの営業を続けて行く、と発表した。
その理由が粋で、カッコいいと話題になっている。
「ありがとう浅草演芸ホール 今こそ笑いたいのです」
浅草演芸ホールは2021年4月24日、公式ホームページに「4月25日からの営業のご案内」を掲載した。内容は4月23日、政府が25日から緊急事態宣言を発令することを受け、東京都から演芸場に対して「無観客開催」の要請があった。しかし「無観客開催」は「社会生活の維持に必要なものを除く」という項目があり、大衆娯楽の「寄席」は、この「社会生活の維持に必要なもの」に該当すると判断した。
「4月25日以降も通常通り営業することといたしました」
これまで通り、定員は50%以下とし感染予防対策を徹底する。これに協力いただけないお客は、速やかにご退出いただく場合がある、と結んでいる。
浅草演芸ホールの公式Twitterでもこの告知がされていて、リプ欄には、
「『そうこなくっちゃ』なんて言いませんが、そうきてほしかったです。遊びに行きます」
「スゴイ!決意に満ちたご判断かと思います。微力ながら応援してます!頑張って下さい!!」
「ありがとう浅草演芸ホール 今こそ笑いたいのです。マナーを守ってね」
「ありがとうございます!!!すばらしいです。休業を強いる被害にあわれたすべての他の業種さんが このような判断をできるように願ってます」
などが書き込まれている。
(リンク)
浅草演芸ホール「4月25日からの営業のご案内」
https://www.asakusaengei.com/news/?p=
浅草演芸ホール公式Twitter
https://twitter.com/asakusa_engei/status/1385826925965238272