現代ホスト界の帝王などと呼ばれているタレントのROLAND(ローランド)さん(28)の動画がバズっている。牛丼を食べたことがないというローランドさんに、吉野家の牛丼を食べさせる企画で、ローランドさんはほとんど食べずに箸を置く、というもの。超高級なものしか口に合わないのでは、という感想も出たが、高校時代にサッカーのプロ選手を目指していたという理由から、「牛丼食べたことないはさすがに無理w」「芝居しすぎw」などの笑いがネットで起きた。
「100円ローソン」で60円のパン
動画は「【人生初】ローランドが吉野家の牛丼を食べてみた@高級ホテル生活」という2020年9月5日にローランドさんのYouTubeチャンネルにアップされたもの。9月14日現在で37慢回視聴され、540のコメントが付いている。
2年前からホテル暮らしをしているローランドさんはこの日は東京新宿の「ヒルトン東京」のスイートルームにいた。深夜のためルームサービスに電話が繋がらないと困っていたローランドさんに吉野家の牛丼を買ってきましょうか?とスタッフが聞いた。ローランドさんは店舗に行ったことも食べたこともないから食べたい、と告げる。吉野家の牛丼が超好きだというスタッフは驚き、
「どうやって吉野家に行ったことがないんですか?」
と聞くとローランドさんは、
「ニューカレドニアに行ったことがないんですか?」
と聞き返した。スタッフは行ったことがないというと、ローランドさんは、
「どうやって行ったことがないんですか?そう聞かれるのと同じです」
などと返した。
スタッフが、現在はホストやタレントとして成功して超高級食を食べているけれども、
「売れない時期に食べなかったんですか?」
と聞くと、ローランドさんは、売れない時期は「100円ローソン」で割引の60円のパンなどを買って食べていた。それに比べ牛丼は食べたくても高額すぎて食べることはできなかった、と貧乏時代の話をした。
その20分後、スタッフは吉野家の牛丼を買ってきた。牛丼の種類は肉と汁の量が多い「アタマの大盛のつゆだく」と、ポテトサラダ、味噌汁だ。
「この設定はさすがに無理がある」
ローランドさんは「いただきます」と言って箸で肉をつまみ口に。「はいはいはい、、」と言った後にご飯を一口、それで箸が止まった。
「なんか、乾燥感がヤバい。ご飯とお肉が別だったらよかった。肉がライスにそのまま乗って(汁が)ライスに染みている」
とし、食べるのを辞めてしまった。
ローランドさんは東京出身、父親はプロのギタリストで子供時代は厳しく育てられた。帝京高校の体育科に通いプロサッカー選手を目指すものの、プロへの道は厳しく断念。大学進学するもすぐに中退し、新しい目標であるホストの道に進む。そして1年ほど、どん底の下積み生活を送る。そして「現代ホスト界の帝王」に上り詰め、今はタレントや実業家としても活躍している。
この動画はバズりまくり、いくつものニュースサイトやブログで紹介された。そこに付いたコメントを見ると、
「牛丼食べたことない設定はさすがに無理がある」
という意見が多く、笑いが起きている。
ローランドさんのこのYouTube動画にもそうした「いやいや絶対に帝京時代に牛丼食べてるやろ」との意見が散見される。しかし、ローランドさんのファンが集まっているコメント欄だけに、
「帝京時代はローランドじゃなくて東城誠として食べてたかも」
「私は『ローランド』の時は食べたことないという意味だと捉えてます笑」
「動画内ではキャラとして食べなかったけど 後で『うまーっ』って言って食べてたらそれは面白いww」
などといったフォローがなされている。
(リンク)
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— 吉野家 (@yoshinoyagyudon) March 20, 2021
動画「【人生初】ローランドが吉野家の牛丼を食べてみた@高級ホテル生活」