科学者の武田邦彦さん(78)が、2021年3月末で終了したインターネット報道番組「ニュース女子」について、「(再生数が)100万回超える番組を辞めるなんて異常ですよ」と語った。色んなイザコザがあり、DHCがスポンサーを降りた後も、武田さんは番組存続のため動いていたという。
「再生100万回超える番組を辞めるなんて異常」
武田さんは自身のネット番組「武田邦彦の絡合チャンネル〜幸せのトリセツ〜」でこう語った。
「ニュース女子が無くなるんですよ。いろいろイザコザで」
「100万超える番組を辞めるなんて異常ですよ」
「ニュース女子」の終了が告知されたのは3月16日放送の「虎ノ門ニュース」。DHCテレビ本体からの説明は無く、NNJニューが4月16日にDHCテレビに取材したところ、
「番組終了は急遽決まったわけではありません。なぜ終了したのかについては公表していない」
という答えしか返ってこなかった。
武田さんが言う「イザコザ」はDHCテレビ内部での話し。そして「主には〇〇なんです」(〇〇の部分はピー音が入る)。そして続けて、
「どうしても赤字になるわけなんですよ。ちゃんとした番組をやろうとすると結構(お金が)かかる」
とした。
「『20回に1回なら引く』と言われちゃう」
武田さんは「ニュース女子」は、もともと自分とボーイズが始めた番組だ、とした。ボーイズというのは大阪にあるテレビ番組制作会社で、やしきたかじんさん(享年64)の冠番組を中心に制作している(ニュース女子は2018年3月まで担当)。武田さんは、
「名古屋でやって、東京でやった。やっとあそこまで来たんだが、、、」
とし、DHCがスポンサーを降りた後は、大阪と名古屋の元気のいい中小企業からお金を出してもらい、企業「連合」で番組を存続させようと動いた。経営者たちは自社のCMを番組に出せることを喜び、賛同したのだが、1社が出せる金額が予想を遥かに下回った。
「そうなると100社以上集めなければいけない。1回の放送で5社のCMを流したとすれば、回って来るのは20回に1回。『20回に1回なら引く』と言われちゃう」
一番お金がかかるのが出演料だ。専門家の男性が6人、タレントの女性が4人、そして司会2人が登場する。利益が出る段階まで出演者を減らせばいいのだが、それでは「ニュース女子」にはならない、
「お金の計算がうまくいかないんですよ。やっぱりね」
と武田さんは語った。
(リンク)
「武田邦彦の絡合チャンネル〜幸せのトリセツ〜」
「ニュース女子が終了した一番の原因は●●にあった」
https://www.youtube.com/watch?v=wpRYaoGkzw4&list=
PL92ijMtx1bugxNZojubmAbiJf5dA7N2rs&index=9&t=14s
「武田邦彦が思わず暴露。。。ニュース女子の実態」