「ひろゆき」こと西村博之さん(44)が、ホームレスの命を軽んじる発言をし火達磨状態になっているメンタリストDaiGoさん(34)を擁護した。「みなさん言っていることとやっていることが違う」というのだ。というのも、「DaiGoさんは口で言っただけで何もやっていない」。行政など、ホームレスが生きにくい街づくりをし、それに賛成する人を批判せず、DaiGoさんだけを攻撃するのは違うのではないか、と語った。
ホームレスが排除されるのは「みんなが投票した結果」
ひろゆきが出演したのは、YouTubeチャンネル「原田曜平マーケティング研究所」(2021年8月15日配信)。大学生の質問にひろゆきが答えたもの。「ホームレスに人権があるんだ」とSNSで発信している人がいるけれど、東京の新宿や渋谷などでホームレスの一掃や、ホームレスが横にならないよう椅子に仕切りを作ったりした。
「反対していなかったよね?」
とひろゆきが問いかけた。行政はホームレスが生きにくい街作りをしても、それは「みんなが投票した結果」。だから、言っていることとDaiGoさんをバッシングしていることは矛盾する、とし、
「DaiGoさん、何もしないじゃないですか。口で言っただけで。役所とか(ホームレス排除を)実行した人が責められなくて、何の権力も無くて口先だけで言っている人がなぜか日本中でバッシング。『あれれ?』という気が僕はしています」
と語った。そして「人命」の話に移った。
人それぞれに「命の大切さの線引きがある」
「みんな命を、ここからまでなか守るけど、ここからの命は気にしない、というラインを作っている」
とした。例えばシリアの内戦で命を失う人々、先ごろ起こった入国管理局で放置され亡くなった女性、技術実習生として安価な賃金で雇われる人などについて、皆さんは声を挙げているのか、と呼び掛けた。また、不法滞在で犯罪を起こした人に対してはどんな感情を持って接しているのか。そうした人、それぞれの「命の大切さの線引きがある」。ひろゆきは、
「人はホームレス(の命)は気にしない、というのはDaiGoさんだけの話ではない」
とした。
(リンク)
原田曜平マーケティング研究所「論破王ひろゆきさん参戦!! 学生と一緒にひろゆきさん論破してみせます!」