「進撃の巨人」グッズに世界中から非難！！何でこんなものを？！「マーレの腕章」が販売中止に

テレビアニメ「進撃の巨人」The Final Season 製作委員会は2021年11月15日、物語に出て来る「マーレの腕章」の受注・販売を中止すると発表した。グッズの発売告知から1日後のことだ。世界中からこのグッズの発売について「あり得ない」との批判が押し寄せていた。

ナチス・ドイツのユダヤ人迫害の腕章

「マーレの腕章」はファンの間ではナチス・ドイツがユダヤ人迫害のために付けさせていた六芒星(ダビデの星)腕章がモデルとされてきた。アニメ「進撃の巨人」の「マーレ編」で出て来るもので、マーレ帝国がエルディア人を差別・迫害する構造として付けさせている腕章だ。この作品自体は差別と弾圧の歴史を背景に展開していくものだけれども、それをカジュアルに身に着けるようなグッズにして販売することは常識として許されない、という反発が起こった。Twitter公式は11月14日、

「【マーレの腕章】が登場！ 3色セット、完全受注生産にて発売いたします。キャラクター着用の腕章を忠実に再現いたしました」

と宣伝していた。そしてこのtweetには世界中から様々な言語で批判が押し寄せた。理由は先の通りだ。