アメリカのトランプ前大統領のTwitterアカウントが日本時間2022年11月20日午前に復活した。「永久凍結」される直前の2020年1月9日の最後のツイート「To all of those who have asked, I will not be going to the Inauguration on January 20th. (お問い合わせいただいた皆様、私は 1 月 20 日の就任式には出席しません)」もそのまま表示されている。
アンケートの結果「賛成」が上回る
米ツイッター社を買収したテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO、51)は、11月18日にトランプ前大統領のアカウント復活に関するアンケートを自身のTwitter上で実施。24時間で投票総数は1500万票を超え、賛成が51.8%、反対が48.2%となった。マスク氏はこの結果を受け、ラテン語で「民衆の声は神の声だ」とツイート。トランプ前大統領のTwitterアカウント復活を宣言した。
フォロワー数はゼロからの出発
トランプ前大統領のTwitterは、凍結前の2021年1月9日の最後のツイートが存在するなどそのまま復活させたようだが、フロワーに関しては一度ゼロに戻した。凍結前には9000万人弱あったフォロワーは日本時間20日午後2時半の段階で132万人になっている。ただしこの段階でトランプ前大統領は新たな投稿はしていない。トランプ前大統領は今年2月、独自のソーシャルメディア「Truth Social」を立ち上げている。そのため仮にTwitterアカウントが復活したとしても、
「戻る理由がない」
と語っていた。影響力としてはTwitterの方が圧倒的にあることで、今後どうなるのかが注目されている。
今回の騒動は、米大統領選挙に絡み、暴徒が2021年1月6日に連邦議会を襲撃。トランプ前大統領がこの騒動を容認するツイートをしたことに始まる。7日に一度ロックは解除されたのだが、解除後ツイートを2件投稿。
「自分に投票してくれた彼らの声は、いかなる方法や形でも軽視されたり、不当に扱われることはない!!!」
これがさらなる暴力扇動となる可能性があるとし、Twitter社は8日に「永久凍結」を発表した。
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(リンク)
復活したトランプ前大統領のTwitter
https://twitter.com/realDonaldTrump
Twitter社イーロン・マスクCEOのTwitter「Reinstate former President Trump」