秋篠宮皇嗣殿下(56)のお誕生日に際しての記者会見が2021年11月25日に行われ、長女の小室眞子さんの夫、小室圭氏(30)に関する質問が相次いだ。殿下は「小室」や「圭」の名前を一切口にすることなく、印象を聞かれても「印象に残ることは特に私にはない」と答えた。
「面会していた時間が20分位でした」
会見の動画と会見の文字起こしが秋篠宮皇嗣殿下のお誕生日の11月30日に公開された。会見での質問は眞子さん、小室氏に関するものが多く出た。印象的なのは、記者から、
「小室圭さんと久しぶりに会われた時の印象やお話された内容はどのようなものだったのでしょうか」
と質問され、
「印象ですが面会していた時間が20分位でしたので、何か印象に残ることというのは特に私にはありませんでした。ごく普通の会話をいたしました」
とそっけなく答えたことだ。会見中は「小室」や「圭」の名前は一切口にすることはなかった。
「20分」というのは、小室氏が結婚前の10月18日に東京・元赤坂の赤坂御用地を訪問した時のこと。眞子さんと約3年2か月ぶりの再会を果たし、秋篠宮ご夫妻とも面会した。しかし、小室氏が招き入れられたのは住まいに当たる「秋篠宮御仮寓所」ではなく、「赤坂東邸」。ここは倉庫や記者会見などに使う場所。明治天皇陛下の玄孫で作家の竹田恒泰さん(46)は、
「家の敷居は跨がせない、という秋篠宮皇嗣殿下の意思が感じられる」
と話していた。
小室ペーパー「納得できるものではない」
秋篠宮皇嗣殿下は、お二人の結婚の儀式を行わなかったことについて、自分の判断だったとした。「国民が納得する形」を前提に、まずは小室氏の母親の借金トラブル解決を指示し、小室氏は4月8日にA4判の用紙で計28ページに及ぶ文書(小室ペーパー)を公表した。これについて、
「あれを読んでみんながすぐに状況を整理して納得できるというものではないと私は判断しました」
とした。ただし、儀式を行わなかったことで「皇室への影響」が出てしまい、迷惑をかけ申し訳なく思っている。
「皇室の行事、そういう儀式というものが非常に軽いものだという印象を与えたということが考えられます」
とした。それでも儀式ができない事情が存在した。そして、10月26日に行われた結婚の記者発表について、質疑応答のある双方向の会見が望ましかったものの、眞子さんは「複雑性PTSD」であるため難しかったかもしれない。しかし、小室氏については、
「自分の口からそのこと(結婚の経緯など)について話をして、そして質問にも答える、そういう機会があった方が良かったと思っております」
と語った。アメリカでの結婚生活については、
「本人たちがアメリカで生活すると決めたわけですから、それが本人たちにとって一番良いことなんだろうと思っています」
と突き放したお言葉となった。
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(リンク)
宮内庁HP「秋篠宮皇嗣殿下お誕生日に際し(令和3年)