自民党の小野田紀美参議院議員(39)のNHKに対する国会発言が「素晴らしい」とネットで喝采を浴びている。

小野田議員はNHKはスクランブル化することが望ましい、とした後で、「NHKは日本が悪いかのような番組を作ったり、日本の印象を悪くするような番組ことばかりしている印象がある。ちゃんとチェックして頂きたい」とした。

ネットから受信料を取るのはけしからん

2021年12月17日の参議院予算委員会で質問に立った小野田議員は、10代20代の若者の半数がテレビ離れをしており、自分も20年テレビを持っていない。このままでは受信料がキープできないとの心配も出ているが、

「私はNHKがネットから受信料を取るのはけしからんと考える」

とした。というのも、ネット配信なら世界中の人が見ることができるわけで、そうなると受信料制度が成り立たない。今でもNHKは中国人向けに50のネットチャンネルで700コンテンツを「無料」で見せていて、国民から「何で受信料を払わない人に我々の受信料を使って見せているんだ」、という苦情が来ている。それは、NHKの番組を受信できる人が受信料を払うというのが今の仕組みだからだ。地上波とネットの同時放送では、受信料を払っていない人のネット放送はスクランブルが掛かる。

「スクランブル化ができているわけで、(地上波も)スクランブル化することこそNHKは目指していくべきだ」

とした。

日本が悪いかのような番組を作っている

そして、小野田議員は最後にこう言い放った。

「NHKに関しては、不法行為を行っている人を庇い、国が悪いかのような番組を作ったり、日本の印象を悪くするようなことばかりしている印象があるので、是非ちゃんとチェックして頂きたいし、テレビを見ている方たちも、テレビが言っているから本当だと思わない方がいいですよ。自分でちゃんと頂いた情報はネットとかでも調べて、本当かな?っていう疑いの眼をもってテレビを見ていくことも、情報リテラシーのところで大事だと思いますので、この放送に関する問題も、引き続きやって行きたいと思います」

 

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