元武蔵野市長で自民党衆議院議員の土屋正忠さん(79)が2021年12月27日にブログを更新し、松下玲子武蔵野市長(51)が議会に提出した住民投票条例案が否決されたとこについて、住民から感謝の声が続々寄せられていると綴った。3か月しか滞在していない外国人に対し、住民投票権を付与する案にショックを受けていたのだという。
市民にとって唐突でありショックだった
土屋議員は暮れの挨拶回りを先週の土・日の2日間で50数軒行ったところ、行く先々で「住民投票条例を否決して良かったです」との声を聞いた。また、街を歩いていると、顔見知りの10数人の市民からも声を掛けられた。住民投票条例案は市民にとって唐突であり、ショックだったことが分かったとし、街の声を紹介した。
「50代女性:武蔵野市を知らない外国人に、なぜ投票権をあたえるのでしょうか?私たち差別なんかしてないわよ」
「30代女性:私の子どもが通う小学校に外国人の同級生がいるけど、一緒に遊んだり普通に付き合っているわ。でも投票権を与えるというのは違うんじゃないかと思う」
「40代女性:松下市長って、あんなに自説にこだわる人だったんだ」
「60代男性:市議会議員さんが、よく頑張ったね。普段は身近ではなかったけど」
また、朝に駅頭に立ち住民投票条例案を報告した市議は、通勤のサラリーマンに「ご苦労さん」と激励された。ビラを朝の1時間で150枚も受け取ってもらえるなど、選挙以上にスゴイ反応だったことを聞いた、とした。
「地殻変動が始まりました!市民の皆さんにお願いします。是非、これからも身近な市政にも目を向けて下さい」
と呼び掛けた。土屋議員は武蔵野市職員9年間、市議会議員8年間、武蔵野市長6期22年間務めている。
(リンク)
土屋正忠衆議院議員公式HP「住民投票条例を否決して良かったと次々と街の声」