東京オリンピック・パラリンピック。今夏、開催することになれば天皇陛下が開会宣言をする予定になっている。これに対し「天皇陛下に開会宣言をさせてはいけない」といった声が挙がっている。

多くの国民が反対する大会のため天皇陛下に開会宣言をしていただくわけにはいかない、大会でパンデミックが起こったとしたら、海外から天皇陛下がオリンピックを支持していたと見られてしまう、というのだ。

皇室の尊厳が傷付き結び付きが壊れるおそれ

日本の場合、過去に開催したオリンピックは歴代の天皇陛下が名誉総裁に就任してきた。1964年東京オリンピックでは昭和天皇が開会宣言をされたなど形式の一つになっている。2019年7月22日、宮内庁は天皇陛下が名誉総裁就任を承認された、と発表。オリンピック憲章に「開催地の国の国家元首が読み上げる」との規定があり、天皇陛下は開会宣言の準備を進めていた。延期となったこの夏にオリンピックが開催されればこれが踏襲される。一方で、無観客の開催となれば天皇陛下や皇族はリモートを駆使して対応するのがいいのではないか、という議論も起きた。ところが開会宣言を天皇陛下がやってはいけない、という議論が出ることになった。

北海道新聞(2021年6月6日配信)にはこんなことが書かれている。天皇陛下は憲法で政治関与を禁じられていて、政府からの依頼は拒否できない。

「中止を求める声が根強い中で開会宣言を行えば開催反対派は『陛下は(開催にこだわる)政府側なのか』と思うだろう。(大会中にクラスターが発生すれば)皇室の尊厳は傷つき、皇室が築き上げてきた国民との結びつきが壊れるおそれがある」(小田部雄次・静岡福祉大名誉教授)

「象徴天皇制が理解されていない外国や一部の国民から、陛下はコロナ禍の中での開催を支持していると受け取られかねない」(河西秀哉・名古屋大大学院准教授)

などを掲載している。

陛下には一切の責任やもの言われる謂れはない

これについてネットでは、

「日本人に犠牲が出ても仕方がないと言い放ったバッハ氏。そんな非道な東京五輪に天皇陛下が開会宣言をしたら、大きな失望を感じます」

「政府は天皇を政治に巻き込んではいけない。五輪開催がこれだけ政治問題化している中で開会宣言の依頼をすることは、政府が天皇に政治関与を強いてることになるだろう」

「そもそも主催者は東京都なので小池知事で十分でしょう」

といった賛同の意見があるが、天皇陛下が開会宣言をしても特に問題がない、という意見の方が多い。

「明らかに定型原稿を読んだだけで物議は醸さないでしょ。誰も陛下が強行開催派とは思わない。職責致し方なしと思うだけ」

「今上陛下のお言葉がないオリンピックの方が違和感があります、私には。今上陛下がお言葉を述べられたとしても、陛下には一切の責任やもの言われる謂れはないはずです」

「天皇がご出席されたとしても国民から批判されることはないと思う、お言葉もしっかりと国民に寄り添う内容になると思う。日本国民は天皇陛下が大好きなんです」

そしてこんな意見もある。

「というのが国民の多数意見じゃないですかね」

「オリンピックの開会宣言くらいはどうでもいいので、小室さんのほうをなんとか…というのが国民の多数意見じゃないですかね」

「小室親子の過去の所業が露呈して、しかも親子が何の払拭もしておらず、逃げ切りで結婚しようとしていると憶測されている中、開会宣言ぐらいで何で『国民に寄り添う皇室像』に悪影響が出るだろうか?今国民はそんな適当に皇室を評価していない」

 

(リンク)

北海道新聞「天皇の開会宣言 皇室像に影響も」

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/552208/