2021年9月29日に行われた自民党総裁選の第1回目投票で、河野太郎行政改革相の国会議員票が86票と3位に沈んだ。第1回目投票で河野氏が当選か1位通過、と殆どのメディアが予想したものの、結果的に2位だった。河野氏の党議員からの人気や信頼が無いのが明らかになったため、ネットでは「河野はこれから冷や飯」「離党して再出発するしかないのでは?」といった声が出た。
党議員から完全に「NO!」を突きつけられた
河野氏が1位で決選投票に進み、対するのは岸田文雄前政調会長か、高市早苗前総務相か、というのが殆どのメディアの予想だった。ところが全国110万人の自民党員・党友の河野氏への投票は約4割と伸び悩んだ。議員票は岸田氏が146票、高市氏が114票、河野氏が86票、野田聖子幹事長代行は34票という結果になった。今回の総裁選は来たるべき衆院選の自民党の「顔」を選ぶ選挙でもあった。党員・党友から圧倒的支持があると言われた河野氏だが集めた票は約4割、党議員からは完全に「NO!」を突きつけられた。決戦投票では岸田氏の249票(うち都道府県票が8票)、河野氏が170票(同39票)で岸田氏が総裁に選出された。
「こんな奴、総理どころか議員からも外せ」
こうした結果からネットでは、
「ほら吹きで、垂れ流し、責任は取らず、口の上手さで煙に巻く。こんな奴、総理どころか議員からも外せ」
「マスコミが 石破 河野 小泉で騒いでいただけ 議員はこの3人は見捨てていたんですよ!」
「父親同様に離党して新党を立ち上げたらよろしい 石破と進次郎も連れていけ」
「小石河は自民党を出て新党を立ち上げては欲しいですね。このまま自民にいても冷や飯を食わされてお終いです」
「この人は、色々問題があります。したがって、当然の結果です。日本端子、親中・親韓、年金、防衛等、きっちりした説明がない」
などといったことが掲示板に書き込まれている。河野氏は外務大臣時代に元徴用工問題で、韓国大使を呼び付け「極めて無礼だ!」と直接抗議したことから注目を集め、自身のTwitter、YouTubeチャンネルを通じ人気者になったのは確かだが、今回の総裁選でその人となりを露呈、アンチを激増させた。特にファミリー企業の日本端子と中国との関係が、「絶対に首相にしてはいけない人物」と言われるまでになってしまった。
(リンク)
自民党YouTubeチャンネル「【自民党総裁選】議員投票・開票(2021.9.29)」