河野太郎デジタル相(60)のツイートが炎上中だ。自分も政府もコオロギ食の推進はしていない「悪意のあるフェイクニュースです」と投稿したからだ。
河野大臣はメディアの前でコオロギを食べ「おいしかった」などと推進。全国ニュースになったり、Twitterでも「おやつ」として紹介。研究する企業の応援もして来た。付いたあだ名が「コオロギ太郎」。いまさら「推進していない」では話にならない。
全て悪意あるフェイクニュース
河野大臣の4月29日のツイートはこんな具合だ。
「拡散にご協力ください。以前にもツイートしましたが、私も政府もコオロギ食の推進などしておりません。すべて悪意のあるフェイクニュースです」
続けて、
「ただ、コオロギを将来、タンパク質として利用しようと頑張っている日本のスタートアップ企業があります。悪意のあるフェイクを広めることが、そうした努力に与えている影響も考えてください」
としたが、このツイート自体もコオロギ食推進企業を応援しているように読めなくもない。大臣は昨年2月19日に徳島市内で開かれたベンチャー企業を支援する会合に出席。乾燥コウロギを食べ「おいしかった。抵抗なく、あっさり」と語った事などが朝日新聞などで写真付きで報道された。SNSでも発信していて、同日自身のTwitterに、
「今日のおやつはナッツとフタホシコオロギ。」
と写真付きで紹介している。
ワクチン相の時も同じことが、、、
大臣のTwitterには、
「おつかれ様です 早くおやすみになって下さいね」
「言ってる事とやってる事違うの 笑う」
「それは知りませんでした。コオロギ食べている映像と、ダボス会議に参加していらしたので、てっきり昆虫食を推しているものだと思っていました。」
「『コオロギを将来、タンパク質として利用しようと頑張っている』 いや、それをまさに 『コオロギ食の推進』と呼んでいるのでは…」
などといったリプが投稿された。また、
「ああ・・また旗色が悪くなったからそのパターンか・・・・」
「なんだ、いつもの梯子外しか… ツイート等するだけしておいて後で『自分は関係ない』って言い出すの、何度目だろう…」
といった感想も多い。大臣はワクチン担当相だった2021年6月8日、文芸春秋デジタルに「全責任は私が引き受ける」というタイトルの論文を寄稿。ワクチン接種推進の旗を振った。ところが、副反応問題で騒ぎになった22年12月31日、「ワクチンの後遺症について責任を持つ」と言ったというデマ、フェイクニュースが流れている、とブログに綴った。
「誰かが責任をとる、とらないという問題ではありませんし、『運び屋』の私が『後遺症について』責任をとるなどという発言をしたことはありません」
と書き、
「『ワクチンを接種した後に亡くなった』ということは、『ワクチンが原因で亡くなった』ということではありません」
などとよく分からない説明を長々と続けている。
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(リンク)
河野太郎氏Twitter「今日のおやつはナッツとフタホシコオロギ。」
https://twitter.com/konotarogomame/
河野太郎氏Twitter「フェイクニュースです」
https://twitter.com/konotarogomam
朝日新聞デジタル「河野氏がコオロギ試食『おいしかった』」
https://www.asahi.com/articles/ASQ2N6TSCQ2MPTLC00X.html
文芸春秋デジタル「河野太郎ワクチン担当大臣が断言『全責任は私が引き受ける』」