CBCテレビ1月3日放送の「新春スペシャル さまぁ~ず&ジュニアのコレって変じゃね!?」の回答にネットで不満が爆発している。
風邪薬「新ルルーA錠s」の50錠入り。1回3錠服用。すると3の倍数は48のため2錠余る。コレって変じゃね!?という問題。回答は、大人は3錠で子供は2錠。家庭用常備薬として50錠が適している、というもの。それに対し、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズさん(55)が、「うまく組み合わせれば50錠でなくなるんだ!(飲み切れる)」と発言したため話がややこしくなり、ネット上で不満が爆発することになった。
澤部佑さん「そうです、そうです」
なぜ3の倍数の48錠ではなく50錠なのか。様々な議論が交わされた。錠剤は落とすと跳ねて無くなる場合があり、予備として2錠足している、というものや、2錠余った場合に同じ薬をもう一度買わせたい、そうした企業戦略だというものもあった。「新ルルーA錠s」第一三共ヘルスケアの回答として、まず、大人1回3錠、子供1回2錠服用する。家庭の常備薬と想定して50錠になった、とした。ここで三村さんが、
「うまく組み合わせれば50錠でなくなるんだ!」
と言うと、ナレーション「変の声」役のお笑いコンビ「ハライチ」澤部佑さん(36)が、
「そうです、そうです」
と答えた。これにネットで疑問が噴出。第一三共ヘルスケアの回答に不満が爆発することになった。
「パブロン50錠」に入っている錠剤数
掲示板には、
「子どもがいる家庭ばかりじゃないのに、それが理由なんて全く思えないわなあ。落としても大丈夫なように、の方がまたマシなくらい」
「メーカー側からすれば、生産ラインのシートやビンなどの都合で決めているのだろう」
「元々60錠、コスト削減で50錠になった、が正解でしょ」
「48錠とか54錠にすりゃいいし、シートの問題なら60錠にすりゃ両方解決するじゃん 消費者のニーズっても48錠も50錠もほとんど変わらんと思うけど」
などといったことが書き込まれた。こうした不満は、三村さんと澤部さんの会話の印象から生まれてしまった。澤部さんの「そうです、そうです」の後に、第一三共ヘルスケアがなぜ50錠にしたかの理由をこう説明している。
「これまでの販売実績や消費者のニーズに基づいたところ、50錠がちょうどいいという結果になった」
つまり、最初の回答と後の回答を繋げると、家庭では大人も子供も服用するため最後に何錠余るとか、割り切れるか、の予測はつかない。それで自社でマーケティングを行い検討した結果、50錠が適している、という判断になった、という単純な話だった。
また番組ではこのコーナーの最後に、大正製薬の風邪薬「パブロン50錠」の紹介もしている。「50錠」とあるが、実際入っているのは48錠。2005年にパブロンの風邪薬が50周年を迎え、その時に企画した商品だから「50錠」のネーミングにしたという。これにはスタジオ中から「分かりにくいなぁ~」の声が漏れていた。
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(リンク)
「新春スペシャル さまぁ~ず&ジュニアのコレって変じゃね!?」(動画、TBS FREE)
https://cu.tbs.co.jp/episode/22653
CBCのYahoo!ニュース「3錠ずつ飲む薬、なぜ3で割り切れない“50錠入り”で売るのか…製薬会社に聞いてみたら回答が明快だった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e0fbd654
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第一三共ヘルスケア「新ルルーA錠s」
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/lulu_a_tab_s/
大正製薬「パブロン50錠」