格闘家の朝倉未来選手(29)が、1試合当たりの収入の変遷について自身のYouTubeチャンネルで語った。「THE OUTSIDER」でファイトマネー無しから始まり、現在の格闘技イベント「RIZIN」では、一試合で、地方の割と都会の一戸建てが2つ買えるほどに高くなっている。「RIZIN」出場選手の中では一番貰っているのだという。
最初に貰ったファイトマネーは2万円
朝倉選手が試合の収入の変遷を語ったのは、2022年2月6日にアップした「ふわっとmikuruチャンネル」。朝倉選手を有名にしたのは格闘技イベント「THE OUTSIDER」のチャンピオン。このイベントはアマチュア開催のためファイトマネーは無く、ベストバウト(年間最高試合)賞10万円、などの賞金だけだった。ただし、タイトルマッチは別。吉永啓之輔選手(38)に挑戦し勝利した15年7月19日の試合などは、スポンサーが付き60~70万円を獲得した。日本の格闘技団体「DEEP」には2度出場し、12年9月18日の試合で得たのは2万円。18年4月28日には既に名前が知られ、スポンサーが付き、チケットも売れたことで100万円以上の収入があった。韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」には2度参戦した。17年3月11日と10月28日で、この3月の試合まではアルバイトで生活していた。ファイトマネーは40万~50万円。渡航費や宿泊代は主催者持ちで、スポンサー料を含めると1試合100万円の収入があった。アルバイトをしていた身としては、この100万円がすごく嬉しかった。そして朝倉選手の活躍の舞台は「RIZIN」に移る。
「俺が一番貰っていると思う。圧倒的にね」
「RIZIN」の初戦は18年8月12日。日沖発選手(38)に勝利する。収入は、
「今までより一番高かったが、そんなに変わらなかった」
と朝倉選手は話した。そしてここからとんでもない勢いで収入がアップする。「RIZIN」との契約で金額は言えないとしながら、
「現在は全然違うよマジで。俺が一番貰っていると思うしね。圧倒的にね。ファイトマネーはそれこそ地方の家一軒って感じ。パンツスポンサー(コスチュームへの広告)も同じくらいの値段なんですほんと。ファイトマネーと」
地方といってもまぁまぁ都会の場所の2軒分だという。パンツスポンサーは毎回しっかり埋まっていて、掲載しきれない状況なのだそうだ。
(リンク)
ふわっとmikuruチャンネル「朝倉未来のファイトマネーはいくらなのか」