婚活、恋愛コンサルティング業「プロスペクティブスタート」を経営する佐藤大輔さんが、女性へのお見合いのアドバイスとして、男性が支払いをするルールだから飲むお茶は安めのものを注文した方がいい。「遠慮なくロイヤルミルクティーなどを頼むと、気遣いができない女性と思われます」としたところ、女性から批判が殺到し佐藤さんは当該tweetの削除に追いやられた。
お見合いは男性の支払いがルール
佐藤さんが2022年3月3日にtweetしたのは以下の内容。
「IBJでのお見合いは男性支払いがルールなので、女性は自分が飲むお茶はなるべく安めのものを選ぶのが良いと思います。ブレンドコーヒー、紅茶など。とにかく安く!と量の少ないエスプレッソとかを頼む必要はないですが、遠慮なくロイヤルミルクティーなどを頼むと、気遣いができない女性と思われます」(注:IBJとは日本結婚相談所連盟)
ちなみに京王プラザホテル(東京都新宿区)のロビーに隣接するカクテル&ティーラウンジでの値段は、ブレンドコーヒーが1350円、オリジナルブレンド紅茶が1350円、ロイヤルミルクティーが1400円(いずれも税、サービス料込み)。佐藤さんのtweetに女性から批判が続出することになり、Twitterが炎上。Tweetを削除することになった。
そんなこと思われるなら自分が払う
どんな反発が起きたかというと、
「そんな料金の差額でガタガタ言う人と付き合いたい?私はそれくらいの差額なら好きな物位飲ませてくれる人がいいわ」
「私が婚活コンサルやるなら、『ロイヤルミルクティーが好きならそれを頼みましょう、それを嫌がる男性は切りましょう』というアドバイスしかないな」
「もちろん気遣いはしますが、僅かな値段で好みを変えるのは、気遣いとは言わない」
「そんなこと思われるぐらいなら自分で出したいわ 最初からこれじゃ、結婚してからどんだけ細かいこと言われるか?お~こわっ やだやだ」
などだ。ところが、男性側の意見は違っていて、佐藤さんの理屈は正しいのではないか、というものが多い。
「あなたに興味ありません」のサイン?
男性が考えているのは、ケチるケチらないの話ではなくあくまでお見合いの席のこと。どんな女性か分からない状態の初対面の相手。好きなものを自由に選ぶのは打ち解けた後でよく、まずは様子見でシンプルで安いものを選び印象を落とさないことが大切なのではないか、というものだ。掲示板には、
「ただのデートなら好きにすれば、でいいんだけど これは結婚相談所のお見合いでの話なんだよな」
「コンサル→相手の気持ちを考えろ 行き遅れ→私が一番なの!かわいいの!そりゃ結婚出来ないわな」
「このアドバイスを単純に経済的な話と取るオバぎゃんさんは 本気で結婚生活には向いてない」
などといったことが書き込まれた。また、炎上させた女性たちは口ではあれこれ言っても、いざお見合いの席になると気を遣い、シンプルで値段の低いものを注文するはずだ、と考える人もいる。そして女性が自分勝手に好きなもの、値段の高いものを注文した場合は、男性に問題がある。
「ロイヤルミルクティー頼む女性は『あなたに興味ありません』というサイン」
と想像する人もいる。
(リンク)
Twitter「佐藤大輔@婚活10年・結婚相談所で結婚した婚活カウンセラー」