プーチン大統領はパーキンソン病ではないのか?という動画が「TikTok」に投稿され200万回以上再生されるなど話題になっている。

投稿したのは看護師だというmusclesandnursingさん。パーキンソン病は手足が小刻みに震えることから始まり、スムースに動けなくなる。進行すれば認知症になり幻覚・妄想症状が出る可能性もある。実はプーチン大統領、2020年秋にパーキンソン病を疑われ、年明けに辞任か、との報道が出ていた。

パーキンソン病くらい見ればわかる

musclesandnursingさんの動画は「この動画を見れば私たちが恐れていたことが分かる」という説明から始まる。プーチン大統領の体がプルプル小刻みに震え、足を引き摺り、なかなか前に進まない。そんな様子が映っている。

「私は医師ではないため診断はできないが、脳卒中とパーキンソン病くらいは見ればわかる。右脚を地面から持ち上げたとき、ピクッと動くことから、血管性認知症を患っている疑いもある」

とした。実は、英大衆紙サンが2020年11月6日、プーチン大統領にパーキンソン病の疑いがあり、年明けにも辞任すると報じた。それを多数のメディアが引用したため大きな騒ぎに発展。これについてANNニュースは8日、

「ロシア大統領府の報道官は、『全くのでたらめで大統領に辞任の意向はない』と完全否定しています」

としたが、musclesandnursingさんの分析が正しければ、かなり前から患っていて、隠すことができない状態になっている、と言える。musclesandnursingさんは、

「プーチンが今やっていること、精神的に不安定なのは見ればわかる。そして彼は核のボタンを握っている」

と警鐘を鳴らした。

パーキンソン病患者への差別にあたる?

一方で、プーチン大統領をパーキンソン病だということは、パーキンソン病患者への差別であり失礼だ、との意見もある。龍谷大学の入澤崇学長(66)は3月4日、

「父親が入院していた病院に今のプーチンとよく似たパーキンソン病患者がいた。薬の副作用でヒステリックになって近くにいる者でも敵に見える。周囲の人は手を焼いていた」

などとtweetしたことが分かり、炎上騒ぎになった。入澤学長は5日、

「パーキンソン病の患者の方々をはじめ、ご家族や医療関係者など、多くのみなさまに不快な思いをかけてしまうこととなりました。心よりお詫び申し上げます」

と謝罪し当該tweetを削除した。

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(リンク)

musclesandnursingさんの「TikTok」

https://www.tiktok.com/@musclesandnursing/

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2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2F&referer_video_

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