プロボクシング元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ選手(44=フィリピン)と、元K―1ワールドMAX王者ブアカーオ・バンチャメーク選手(41=タイ、旧名:ブアカーオ・ポー・プラムック)が日本時間7月21日にタイで記者会見を行い、来年1月にボクシングルールで対戦することが発表された。
3分6ラウンド、インターバル2分
両者が対戦するのはタイで来年1月に開催されるイベント「ザ・マッチ・オブ・レジェンド」。契約体重は70キロ。ボクシングルール3分6ラウンド、インターバル2分で対戦する。パッキャオ選手は記者会見で、自分が初めて世界タイトルを獲得したのがここタイ。
「戻ってこられてうれしい。最後に試合したのは1998年だ。ブアカーオ選手と彼のチームに感謝します。これは素晴らしい戦いになるだろう」
と語った。ブアカーオ選手は、
「彼と対戦するのが夢だった。まさかボクシングデビュー戦で実現できると思っていなかった」
と明かした。
ブアカーオ選手K-1王者時代の強さ保持
ファイトマネーだが、会見でプロモーターは、ショーへの総投資額が約2,500万ドルであると語った。これはいわば補償金。これにPPVの収入が加わる。売り上げが高いほど収入が増えるわけで、パッキャオ選手の額は日本円で34億円を超えると予想するメディアもある。パッキャオ選手は日本の格闘技イベント「RIZIN」とも契約している。ブアカーオ選手は昨年8月、元日本代表FW三浦知良選手(56)の次男、孝太選手(21)とエキシビションマッチで対戦し3回レフェリーストップの圧倒的勝利。同10月にK―1 MAXで活躍していた佐藤嘉洋さん(42)とエキシビジョンマッチで1R衝撃的なTKO。今年5月は「RIZIN」で安保瑠輝也選手(27)と対戦し引き分けたが、何れもK―1で闘っている時代を思わせる動きだった。ただし慣れないボクシングルールのため、その実力が発揮できるかが鍵となっている。
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マニー・パッキャオ選手Instagram
https://www.instagram.com/p/Cu9ffVDPcS5/?img_index=1
フィリピンのボクシングサイト「philboxing」