NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の画像に、一眼レフカメラを持ったメガネのおじさんが登場したとネットで話題になっている。
放送事故だという批判のほか、「わざと?」「狙った?」といった推測もある。同ドラマは三谷幸喜さんの作品(脚本)。2016年の大河「真田丸」の時は、赤ちゃんが戦国時代にも関わらず紙おむつをしていた。
北条軍と佐竹軍の戦闘シーンに登場
問題のシーンは2022年3月13日に放送された第10話に出て来る。上総広常が佐竹義和と交渉中に腹を立て、広常は義和を切り捨てる。その直後に北条軍と佐竹軍の戦闘が始まり、先陣を切って馬を走らせる北条義時の軍の奥に、一眼レフカメラを持ったメガネのおじさんが登場したのだ。ネットでは、
「戦場カメラマン?」
「大筒かなんかだよ」
「実は後半への重要な伏線キャラ」
などと話題になった。大河の質はここまで落ちた、という批判もあるのだが、三谷作品なだけに「わざと?」「狙った?」といった疑惑が拭いきれないからだ。2016年の大河「真田丸」の時は紙おむつをした赤ちゃんが登場した。
NHK「そのような情報はまだ来ていない」
「真田丸」の時は2016年7月31日放送分の第30回「黄昏」。真田信幸の妻の「こう」が子供の「仙千代」を抱きあやすシーンで紙オムツがはっきり見えてしまった。この時も放送事故だ、との批判が出たのだが、逆に不自然過ぎるとの感想が多く出た。というのも、「仙千代」の着物を「こう」が不自然に大きく捲り上げた事。編集の際に気が付かないわけがない。しかも三谷さんはこのドラマについて、「現代的要素」を取り入れていると説明していて、セリフが今風すぎると批判が出ていたからだ。そうした中でのイタズラ、もしくは炎上を狙ったものではないか、という解釈が多くあった。NHK広報は紙おむつの指摘について、
「視聴者の皆さまのご指摘で気付きました。ご指摘ありがとうございます」
と回答。実際のところ、ミスなのか、意図的なのかハッキリとは語らなかった。今回の一眼レフカメラについてNNJニュースが3月17日、NHKふれあいセンターに問い合わせたところ、
「そのようなミスがあったかどうかの情報はまだ来ていません」
ということだった。
(リンク)
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